2008年11月アーカイブ

11月14日のMCPC2級検定には、携帯の料金プランを選ぶ際の注意事項が問題になっていました。
ということで、料金プランの話題です。
DoCoMoの2in1で2家族間で無料通話ができるそうです。AとAの知人(とか恋人)Bが、別家族であっても家族内割引サービスを利用するためには、Aの携帯電話で2in1を契約してナンバーその1をA名義,ナンバーその2をB名義にする。こうすると,Bが所有する別のDoCoMo携帯電話との間で家族内割引サービスを適用できるのでAとBとの間で24時間無料通話が可能になる。
2in1の基本料は980円はかかるが,Love携帯と同じようなことができるらしい。
こういう裏技的な話は検定にはおそらく(絶対)出ません。

でも12月1日からは2in1を「個人名義と法人名義」または「法人名義と法人名義」の組み合わせに限定するので、この裏技は使えなくなります。申し込むなら今のうち! 11月中に契約してしまえば、12月1日以降も継続して利用できるらしい。
来年のMCPC2級テキスト改訂時は、Google Androidが追記されることはほぼ確実な情勢(根拠は思いこみ)ですが、KDDIとDoCoMoがGoogle Android搭載携帯を来年発売するらしいという報道が、一斉に報道されました。日経新聞朝刊にもDoCoMoがGoogle携帯発売と報道されました。火のないところ煙がたったのでしょうか?

11月のMCPC検定には、μLINUX の問題が出題されましたが、携帯OSは、Nokiaが買収し本腰を入れるSymbian、iPhone と Android、そして最近影が薄いような気するWindows Mobile くらいに集約されてくるのでしょうか。
第二世代携帯の頃人気だったTRONは、気息奄々。影がうすいどころかもう影がないような状況。

さて、MCPC検定で携帯OSに関する出題はどうなっていくのでしょうか。

MCPCモバイルシステム技術検定1級と2級の検定試験が昨日終わりました。
受験対策講習会や、模擬試験のために検定受験してきました。
問題の傾向は、変わっていませんでした。過去問もたくさん出ていました。

今回、正解の出しようがない問題があったことが目新しい点です。従来も、微妙な問題が多々ありましたが、
正解が出ないと言い切れる問題は、見つかっていませんでした。といっても問題を持ち帰れる訳ではないので、
記憶ちがいかもしれません。月曜日以降他の受験者との照合作業で確認してみたいと思っています。
10月13日は、携帯電話誕生25周年の記念日だったそうです。知ってました?
1983年(昭和58年)10月13日に、Ameritech Mobile communicationsが初めて商用の携帯電話サービスを開始したのだそうです。自動車電話とは、もう少し前からあったようですが、携帯電話は83年がスタートだそうです。
初号機は、Motorola DynaTAC だったそうです。Motorola DynaTAC はあまりの大きさに、"Brick(レンガ)"と陰口をたたかれていたそうです。
それでも、Ameritech Mobile communications初代社長のBob Barnettさんは、電話を発明したAlexander Graham Bellの再来とか言われてもてはやされたそうです。
Motorola DynaTAC.gif

設立後1年間で獲得した加入者は、12,000加入。現在の日本では一日でこのくらい加入数が増えます。

1983年といえば、83年4月15日に東京ディズニーランドがオープンした年です。
覚えてますか? その頃はまだ生まれてないっていう人は、手を挙げてください。

で、25年前の電話はどんなかといえば、こんなです。
液晶画面などなく7セグメントLED(今やこれを知っている人は、絶滅寸前?)
ROMは、たった64 Kbyte! Androidとか絶対に入りません。しかもパッケージは、DIPです。
DIPはMCPCモバイルシステム技術検定1級テキストにもでてきます。
DIP -> SOP -> TSQP -> QFP -> TQFP -> BGA -> CSPと端子密度が高密度化してきた歴史は1級テキストP176にあります。
その初代DIPパッケージが使われています。


MCPCケータイ実務検定」と「MCPCモバイル技術基礎検定」に対応した公式テキスト「モバイル基礎テキスト」ISBN:978-4-89797-810-9 が販売開始です。価格は2,100円(税込)。

全11章で、合計77項目が記載されています。77項目中「MCPCケータイ実務検定」対応項目が47項目、「MCPCモバイル技術基礎検定」関連項目が70項目です(77項目中両検定共通項目が40項目あります)。

各項目の内容は、基礎中の基礎ですが、カバー領域は広く、ハード、OS、アプリ、コンテンツまでをひととおり全部をカバーし、契約や個人情報保護、消費者情報保護などの関連法令までもカバーしています。「ケータイを知ろう!」で始まり、サービスと機能、通信・通話の仕組み、インターネットの基礎、モバイル機器の特徴、OSとソフト、コンテンツ、セキュリティ、契約形態、個人情報保護、消費者保護、PLなどをカバーし、将来像で終わっています。

テキストは、全部で224ページありますが、前書きや目次、空白のページなどを除くと実質157ページです。各項目が見開き2ページを使っていますので、77項目×2ページ=154ページですが、「消費者保護関連法規」が他の倍の4ページを使っており、「電話番号の仕組み」が3ページ使っているので157ページになっています。
後ろに「MCPCケータイ実務検定」のサンプル問題が12問、「MCPCモバイル技術基礎検定」サンプル問題が15問掲載されており、これに14ページを使っていますので、これも含めると実質171ページです。

大きさは、B5サイズ。厚さは約1.5cm。A4サイズで3cmのMCPC1級、2級対応のテキストが比べて一回り小さくなっています。
Nokiaは、600人ほど人員削減をするそうです。2008年第3四半期決算が,前年同期比べ5%減収と,30%減益だったせいです。
フィンランドのトゥルクにある工場も2009年1月末までに閉鎖するそうです。

リストラの一方で、Nokiaは、Symbianを6月に買収しています。Symbian OSは、オープンソースになり、Symbian Foundation参加企業にライセンスフリーで公開するそうです。
Symbian Foundation参加企業は、DoCoMo、英Vodafone、米AT&T、Sony Ericsson、Motorola、韓LG Electronics、韓Samsung Electronics、スイスSTMicroelectronics、米Texas InstrumentsそしてNokiaの10社
Symbian Foundationが活動を開始し、オープンソースになるのは09年からの予定です。


ただし、こういう話は検定では出題されません。
MCPC検定テキストでは、「Symbian OSは、英Symbian社のOS」ということになっており、オープンソースでもありません。去年改訂の2級テキストはもちろん、今年8月に改訂されてた1級テキストでもそうなっています。
Symbianは、NokiaのOSだなんてことは忘れましょう。

ちなみに、Nokiaは、ドイツ、ボーフムの工場を2008年6月30日に閉鎖し、2300人をリストラしているので、今年は合計2,900人のリストラです。
Nokiaグループの従業員は55,000人いるので、19人に1人がリストラされたことになります。
Nokiaは、4年間で従業員6万人のうち10~15%を削減する計画を去年発表しています。9000人を2010年までに削減する計画です。
今年の2,900人はこの9,000人の一部なのでしょうか。

Nokiaだけでなく、携帯メーカーは、最近暗いニュースを発信しています。
三菱電機や三洋電機は、携帯事業から撤退。ソニー・エリクソンは、ドコモ向け携帯の開発・製造から撤退。NECは海外向け携帯電話機事業の縮小。

一方、通信事業者は、軒並み増益傾向です。
ドコモは、携帯の販売台数が前年同期比19.8%減となったが、販売手数料や端末原価も下がったので、減収増益。
ソフトバンクモバイルも、携帯端末の販売台数が20%減だが、ソフトバンクとしては営業利益7.3%増で、全体的には減収増益。
KDDIも携帯電話事業は減収増益、全体では増収増益。
最近MVNOがジワジワと増えているようです。WiMAXとかが来年始まるともっと増えそうです。
MCPC検定テキストには、MVNOとしてKCCSや富士通の例が出ています。しかし、Disney、トヨタ、などのMVNOは出ていません。来年の2級検定テキスト改定ではこれらのMVNOも盛り込まれるのでしょう。

通信事業者も増えており、今年の1級テキスト改定ではeモバイルが盛り込まれました。来年は、UQコミュニケーションも盛り込まれるのでしょうか。
OSではAndroid, 無線LANでは802.11n、BluetoothではClass1、端末ではUMPCやMIDなど、検定テキストに記載されていない新しいことが次々と出てきています。
一方で、検定テキストには、古い記述は残ったまま。アナログ方式携帯電話、トークンリング、FDDIなど今では誰も使っていない技術も記載されいます。ダイヤルアップ接続、HDML、ホイップアンテナなどそろそろ絶滅しそうな技術も数多く記載されています。
過去の遺物のような技術が次第に増えていって博物館のようなテキストになってしまうような気がします。

新しいものが増え、古いものは残り、テキストは、どんどん厚くなるばかり? 
ページ数増に加え、表が一列増えていたりして、1ページに記載されている内容が増えている箇所も多々あります。
早めにMCPCの検定に合格してしまいましょう。改定の都度テキストが厚くなり、濃くなり、覚えることが増えます。
がんばって早めに合格しましょう。

SIMロックフリーよりも自由度が高い「勝手ケータイ」という言葉を聞きました。
SIMを差し替えて好きな端末(移動機)を使うのではなく、自分で作った移動機にSIMを挿して使うということができるようになるのではないかということです。
最近米国て発売されたAndroid 塔載の某移動機に好きなアプリを落とし込んだり、OSをカスタマイズしたりして、自分の好みにあった携帯を作ることは、技術的には十分可能だそうです。
その某ケータイを日本に持ち込んで、(電波法違反がどうこうという御法度は忘れて)使ってみたりするもの好きも一人や二人ではないらしく、ゴソゴソといろいろいじっているようです。

勝手ケータイが現実になり、移動機の機能が完全自由になると、コンテンツプロバイダーは地獄を見ることになるかもしれません。
今でも各社が様々なケータイを売っているため、全キャリア、全機種対応のコンテンツを作ることはほぼ不可能(金がかかりすぎる)のに、勝手ケータイが出てきたら、もう絶望です。
PCでも、IE6,7対応、Firefox対応、Opera対応などの負荷が徐々に増えてきています。さらにChromeも出てくるし、ケータイが搭載しているPCサイト用のブラウザなんてのもあり、これら全てに対応したコンテンツを作るなんてことは、ほぼ無理(膨大なコストがかかる)になってしまっています。
この自由の代償は、結局ユーザが払うことになると思うですが・・・・

とはいえ、そうなったらMCPC検定の内容も大きく変わるかもしれません。現在のMCPCモバイルシステム技術検定は、移動機の仕様(搭載OSやブラウザ等のソフト、端末識別情報送信可否等の機能、アプリ開発環境等)までカバーしています。しかし、勝手ケータイが出てきたら、カバーしきれません。

UMBとLTE

今日の2級講習会で、「3GPP2はUMB、3GPPはLTE」という説明に対して、「KDDIは3GPP2なのにLTEなんですか?」という質問が出ていました。
なかなか、鋭い突っ込み質問です。KDDIがLTEに向かっているという話が巷では既成事実のように語られています。
MCPC検定試験は、各社の戦略ではなく技術の検定です。KDDIがLTEを採用しようがしまいが、3GPP2はUMBです。

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