全国初のWiMAXは固定WiMAX

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沖縄テレメッセージが「WiMAX」を利用した「テレメBB-WiMAX」サービスを25日から南城市で開始したそうです。
http://www.otc.ne.jp/wimax.htm
WiMAXの実用化は全国初(試験運用を開始している会社は他にもあります)。
対象地区の公民館や学校など19拠点にアンテナを設置して基地局とし、加入者は自宅に設置した屋外受信機をパソコンとつなげて利用する。無線LAN基地局(IEEE 802.11b/g)としても機能するWiMAX屋外受信機を用意し、利用者が無線LANの子機を使ってネットに接続できるとのこと。

報道によると通信速度は2~5Mbps、沖縄テレメによると1世帯当り4Mbpsで設計らしいのですが、ユーザが8.61Mbpsでしたと書いているブログもあります。
http://n-chu.net/archives/496

10Mbps以下ということは、無線LAN区間、上位プロバイダとのリンクなどのボトルネックがあるような感じがします。
南城市内の基地局間は、南城市が総務省の補助を受けて整備した地域イントラネットの光ファイバー空き芯線を利用している模様ですから、容量的には問題なさそうです。しかし、加入者は今のところ480加入とのことですので、ギガ単位のリンクで上位プロバイダやIXと接続していることはなさそう(経済合理性なし)です。このあたりが、一番のボトルネックではないでしょうか。

WiMAX=高速というイメージが浸透していますが、WiMAXには高速化の他にもカバーエリアの広さ(セル半径の大きさ)という特徴があります。利用者密度の低い地域を、小数の基地局(少額の投資)でカバーして、そこそこのネット環境を構築するためにWiMAXを利用した例が沖縄テレメではないかと思います。過疎地、途上国などでのWiMAX利用方法の好例ではないかとも思えます。

MCPCモバイルシステム技術検定 1級テキストでは、WiMAXの規格として、IEEE 802.16-2004(固定WiMAX)とIEEE 802.16e-2005(モバイルWiMAX)が出てきます。固定WiMAXとモバイルWiMAXそれぞれのセル半径の大きさ、無線周波数帯、などをしっかりおさえておきましょう。

沖縄テレメは固定WiMAX。UQコミュニケーションは、モバイルWiMAX(IEEE 802.16e-2005)でサービス開始予定です。

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