IPv4 枯渇後に起こること

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 ITproの記事によると、ネットワーク/モバイル分野で読者の注目を最も集めたのは「IPv6」だそうです。

 IPv4の枯渇問題が注目されているのが理由だそうです。そこで、IPアドレスの空きが減っていく様子を表示するブログパーツがあったので貼ってみました。

 APNICに、IPv4を申請しているにも関わらず、アドレスがもらえず苦労しているアジア某国の通信事業者の悩みを聞く機会がありました。具体的計画の裏付けなしに、とりあえず確保したいといった申請は通らなくなっているようです。一昔前は、従業員200人足らずの会社が、社内LAN用にクラスCアドレスを申請したら、簡単にアサインされたりしていました。社内LAN用でパブリックIPがもらえたなどという話は信じてもらえないかもしれませんが、実話です。

 IPv4が枯渇すると、IPv4アドレスが闇で売買されるようになると言われています。闇取引はまずいでしょうが、IPアドレスをいっぱい持っているISPを、IPアドレス確保目的で買収する動きなども出てくるかもしれません。IPアドレスが、ポンポン割り当てられた時代に取得したIPアドレスがお宝になる時代が、すぐそこまで来ています。

 この予想では、IPv4がお宝になるまであと2年です。
この予想の基になったIANAのレポートでは、枯渇直前に駆け込みで需要が急増する「パニック需要」は織込まれていません。もっと早く枯渇する可能性があります。 最近の不景気も織込まれいませんので、枯渇はもっと先になるかもしれません。
 いずれにせよ枯渇が間近であることは、確実です。

 MCPCモバイルシステム技術検定2級では、IPv4とIPv6のヘッダ構成に関する設問がありました。パケットの先頭にIPのバージョン番号が入っていることを知っていれば回答できるレベルの設問です。
 MCPCモバイルシステム技術検定1級では、IPv4とIPv6の共存方法に関する設問がありました。デュアルスタック、トンネリング、トランスレータの概要をおさえておけば回答出来ます。
1級では、IPv6の3種類のアドレスタイプ(ユニキャスト、ブローキャスト、エニーキャスト)や、IPv6のフローラベルでQoSが制御が出来ることを確認する問題も出題されています。

 (*1)この「IPv4枯渇時計」は、IANAが提供する「IPv4 Global Unicast Address Assignments」とジェフ・ヒューストン氏が公開している「IPv4 Address Report」を基に、IPv4アドレスの枯渇状況についてマッシュアップを行うためのブログパーツです。このパーツは、IPv4アドレス枯渇問題を可視化するために株式会社インテック・ネットコアが提供しています。

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