.net by au

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 auの携帯電話向けアプリケーションプラットフォーム .net by au発表されました。

 .net by au 環境では、ソースからネイティブコードへの変換ではなく、ソースコードを中間コード(MSIL:Microsoft Intermediate Language)に変換する。.NET Frameworkのランタイムが中間コードを、ネイティブコードに変換して実行します。
 ハードに依存しない中間コードを生成し処理するなどJavaに似ていますが、.NET Frameworkは特定の開発言語に依存しないので、Visual Basic、C++、C#などで開発ができます。
 詳細はまだ不明だが、おおよそ次の様な内容です。
    ○ 「BREW」上で、.NET Frameworkのランタイム「.net by au」を動作させる
    ○ 動作するランタイムは、PC版.NET Frameworkのサブセット + GPS測位など携帯特有のAPI
    ○ .NETアプリはKDDIによるソフト検証が不要。開発者がソフトを即座&自由に配布できる

 BREWが、.NET Frameworkとの互換性を持つとことのメリットは、
    ○ ソフト開発者が多く、ライブラリの活用で開発そのものもが容易
    ○ PCやWindows Mobile端末、Windowsサーバ向けアプリを開発するのと同じ環境で開発ができる。
    
といったところです。
  携帯アプリの高度化に伴う開発量と期間の増大を抑止し、短納期・低コスト化の実現が課題です。この課題解決の一助として、開発者が製品に歩み寄る(各製品 の開発環境に習熟する)のではなく、多くの開発者が存在する開発環境にあわせて開発環境を製品側が用意する流れは、定まったように思います。

 MCPC監修の「1級対応モバイルシステム技術テキストエキスパート編(改訂版)」では、「ソフトウェア・プラットフォーム」を「OSとミドルウェアの総称」と定義し、その例としてKCP+s60 POP-i  などを記載しています。
AndroidLiMo などKernelとしてLinux利用しているものは、OSとは認めずLinux上の単なるミドルウェアとして扱っている点など突っ込みを入れたくなるポイントはあります(*1)が、MCPCモバイルシステム技術検定試験1級は、このテキストの記述にそった解答が求められますので、テキストで確認しておきましよう。
 なお、MCPC監修の「2級対応モバイルシステム技術テキスト(改訂版)」には、BREWが「アプリケーション開発、実行環境」として登場しますが、プラットフォームとは呼ばれていません。また、プラットフォームという単語も登場しません。

*1 LiMo は、「Linuxベースの携帯用OSの開発を推進する団体」と自ら宣言しています。Android も 「Android is a software stack for mobile devices that includes an operating system, middleware and key applications. 」と言っています。単なるミドルウェアではなく、OSも自らの一部であるとの主張です。

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