ウィルコム次世代PHS WILLCOM CORE

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 WILLCOMの次世代PHS端末は、同一端末で他社の携帯電網(3G)にも接続できるようにする方針とのこと。

 複数の通信手段(PHS、携帯網、無線LANなど)で通信できるサービスをWILLCOM COREと呼び、狭義の次世代PHSは、XGP(eXtended Global Platform) と呼びます。
 
 MCPCモバイルシステム技術検定試験の対象範囲にXGPはまだ入っていませんが、日本発のXGPが世界に普及させようというWILLCOMEの大志に敬意を表し、XGPの概要を紹介します。
 XGPのサイトがあります。PHSの普及促進団体、PHS MoU Group(Personal Handyphone System Memoramdum of Understanding Group)が作っているサイトです。

XGP(neXt Generation PHS)

  • 二重化方式:TDD
  • 多元接続方式:
     (下り)OFDMA/TDMA
     (上り)OFDMA/TDMA,SC-FDMA/TDMAも可
  • セル構成:
      マイクロセルとマクロセルの併用
  • 変調方式:
      BPSK, QPSK, 16QAM,32QAM, 64QAM, 256QAM
  • 使用周波数帯 2545 MHz - 2575 MHzの30MHz
  • 規格:ARIB XGP ARIB STD-T95 Ver.1.0
  • 伝送速度:上下最大100Mbps(30MHz×2MIMOの場合の最大値)以上が目標
  • 開発ベンダー
     主な端末開発ベンダー:ネットインデックス社ならびにNECインフロンティア
     バックボーンシステム開発ベンダー:スタレントネットワークス社
     基地局開発:京セラ
  • 基地局数と人口カバー率(計画)
     2009 年度末 1,498 局 3%
     2010 年度末 5,361 局 33%
     2011 年度末 11,359 局 57%
     2012 年度末 19,972 局 91%
  • 投資額、2012年までの累計で1,113億円(予定)
 WILLCOMEが、XGP規格を普及させようと努力しているのは、XGPの英語サイト日本語サイトと情報量に遜色が無いことからもよくわかります。海外の事業者でXGPを採用する事業者が現れるかどうかもXGPの将来を左右する重要な要素ということで しょう。
 特に、8500万(日本の450万の20倍)の加入者がいる中国での展開は、コスト低減、ラインナップの充実には特に重要であることは、中国網通との W-SIM共同開発のニュースリリースPHS MoU GroupXGPのサイトが中国語、日本語、英語対応であることにも読み取れます。

 なお、二重化、多重化はMCPC2級の、変調方式、セル構成はMCPC1級の出題範囲です。

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