アナログ停波しました

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 アメリカ・ハワイ州では今月15日に、アナログ放送が停止し、地デジのみになりました (アメリカは全州で、09年2月17日までにアナログを停止し、地デジのみにする予定ですが、オバマ次期政権が全米でのアナログ停波の延期を検討中とも)。

 2万3000世帯が、地上デジへの対応を行っていないためTVが見えないもよう。連邦政府が1枚40ドルのクーポンを発行、地デジを見るためのコンバーターを購入補助をしたが、FCC(連邦通信委員会)が運営するコールセンターに「TVが突然映らなくなった」などの苦情も寄せられているそうです。
 40ドルの地デジコンバーター購入補助クーポン(1世帯あたり2台分2枚までもらえる) の額に合わせて、$39.99の地デジコンバーターも発売されています。
 地デジについては、MCPCモバイルシステム技術検定対応の教本「モバイルシステム技術テキスト」に、以下のような内容が書いてあります。
  • 日本のISDB-Tでは470MHz~770MHzを6MHz幅のチャネルに区切って使用。
  • 各チャネルを14のセグメントに分けて13セグメントを放送用、残り1つを隣接チャネルとのガードに使用。
  • 13セグメントの1つのセグメントを使った放送が、1セグである。
テキストに記載されている内容は検定試験範囲です(地デジは、1級ネットワーク試験、1級端末アプリ試験の両方に含まれています)ので把握しておきましょう。

 ただし、上記は、日本の地デジ方式(ISDB-T)の話です。地デジの方式は、各国毎に異なります。
各国の方式はおおよそ以下のとおりです(日本で採用されている方式以外は試験範囲外です)。
  • ISDB-T:日本、ブラジル(SBTVD-Tだが、ISDB-Tと類似)
  • ATSC:韓国、北米(アメリカ、カナダ、メキシコ)
  • DTMB:中国
  • DVB-T:台湾、シンガポール、欧州(イギリス、ドイツ、イタリア、フィンランド、フランス、スペインなど)、オーストラリアなど30ヶ国以上

 欧州はDVB-T、北米はATSC、アジアはバラバラ~。中国は唯我独尊。一番多くの国で採用されているのが欧州方式。日本はほぼ孤立。

携帯向けデジタル放送規格としては
  • ISDB-T:日本
  • T-DMB:韓国(携帯向けとしてT-DMB、TV用のATSCと併用)
  • DVB-H:携帯
などがあります。
その他のデジタル放送用規格としては、
  • DVB-S:衛星放送
  • DVB-C:ケーブルテレビ
などもあります。

  これらの方式は、周波数や映像フォーマット、符号化方式などが違いますので、1台で全ての方式に対応する製品を作るのは、現実的ではないそうです。シャー プの携帯を例にとると、ISDB-T対応製品、DVB-H/T-DMB両対応の製品、DTMB対応製品の3種類を作って対応しているそうです。

  MCPCモバイルシステム技術検定1級ネットワークでは、地デジ(ISDB-T)のチャネルとセグメント構成が「ネットワーク」試験で、地デジとワンセグ の画質、音声・画像圧縮方式、BMLブラウザなどが「端末・アプリ」試験の範囲です。MCPCのモバイルシステム技術テキストエキスパート編(改訂版)1 級対応で確認してください。

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