軍事用 iPod

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 スナイパー用の iPod touch アプリが日本のApp Storeで発売されています。
 BulletFlight は、標的までの距離、気温、湿度、気圧、標高、射角、風速を入力すると照準の修正値を計算してくれるアプリ。使用する銃とカートリッジのプロファイルも選択でき、スコープ内で標準より何目盛り上とか下とか指示してくれます。

 BulletFlightのページ の下のほうにiPod touchをM110ライフルにマウントした写真なども掲載されています。けっこう本気です。これが日本のApp Storeも1400円で撃っています。iPot touchのファーム2.2以降に対応だそうです。日本にもスナイパー沢山いるんでしょうか。
 銃弾の種類別空力特性表なども出回っていますので、自作もできそうです。

 こういった製品が、シャレや趣味で済む世の中がいつまでも続いて欲しいものですが、マジメに軍事用として作られたモバイル端末も存在します。GeneralDynamics製のSecteraEdge です。Palm Treo750を軍事用にした製品で、耐衝撃性(1.2mからコンクリートに26回落としてもOK)、耐寒耐熱製(動作温度 -23度~60度)、防水、耐振動、防塵といったテストをクリアしています。試験の動画 でも軍隊での使用をアピールしています。

 丈夫なだけでなく、アメリカ国家安全保障局(NSA)の軍事用暗号アルゴリズムType1(内容は非公開)を 採用したSME-PED(Secure Mobile Environment Portable Electronic Device) でもあります。

  SecteraEdgeのマニアックな信頼性追求とは裏腹に、Appleはおおらかな製品をリリースしています。iPhoneのサイトには、「ハングアッ プやクラッシュの原因になっていたバグを修正しました」とか「通話のセットアップ失敗と切断を軽減しました」(解消ではなく軽減です)などと書いてありま す。軍事利用の場合は、バグは命にかかわる問題ですので、スナイパーの方は慎重に選択してください。

 MCPC監修の「1級対応モバイル技術テキストエキスパート編(改訂版)」では、SIM/UIMに記録した情報のセキュリティが記載されていますが、SME-PEDやType1、MIL-STD-810Fなどの類のセキュリティには言及していません。JISの防水基準JISC0920なども範囲外です。

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