屋内用GPS信号『送信機』

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 PSは衛星からの電波で位置を測定しますので、地下街などでは位置がはかれません。
 携帯電話は、空(人工衛星)が見えないところでは、携帯基地局からの電波をたよりに測位するので、GPS衛星を使わずに測位出来ますが、位置の精度が悪くなり安心して雲隠れできます。

 そこで、地下街や屋内でも居場所を正確に計ろうということになり、非常灯、照明器具などにGPS信号発信器を組み込むための、GPS信号発信組込みモジュールがリリースされました。大きさは3cm×6cmと名刺の半分のサイズなので、どこにでも組み込めます。このモジュールがGPS互換信号を送信します。
 「GPSは屋内が苦手です。」という定説は通用しなくなるかもしれません。
ビルの谷間も盲点
高層ビルの谷間も空が狭いので、人工衛星が見えにくく、測位精度が悪い場所です。
そこで、こういう場所でも正確に居場所を測定しようということになり、「準天頂衛星」を打上げます。日本の上空に衛星が来るように飛ばすので、真上(天頂)方向に空がある場所、つまり雨が落ちてくる場所ならどこでも衛星が見えるので、測位ができるようになります(準天頂衛星は静止軌道ではなく、日本上空と通る周回軌道回る3基の衛星が8時間交代で日本をカバーします)。
JAXA
蛍光灯からGPS電波を送信しようと考えたは、JAXA。IMESを考えました。準天頂衛星を打上げるのもJAXA。
地下街も、ビルの中も、ビルの谷間も、細い路地も、どこにいてもGPS測位ができるようにJAXAは頑張っています。IMESと準天頂衛星のシームレス測位の実験などもやってます。
要途
頑張って測位システムの網を張り巡らせているJAXAは、衛星から人間を監視する映画「エネミー・オブ・アメリカ」を思い出させてくれます。
しかし、JAXAの資料の8ページあたりをみると平和な要途を想定しているようですので安心です。
IMESと準天頂衛星を使った実験はKDDIも実施しています。車いすやベビーカー用ナビと、こちらもポジティブな実験です。
しかし、便利で平和な包丁で人を刺すよう人がいるようにGPSを悪用する人もいます。
鞄の中や、車にGPSトラッカーが仕掛けられていないか、確認してみたほうが良いかもしれません。
浮気追跡にGPSを使って電波法違反になった事例もありますので、映画やSFの中の話ではなくなりつつあります。
GPSの各種測定方式と要途にと精度については、この記事にも書いてみました。
居場所を計る理由
「地下やビルの谷間でも、正確に計ろう!」といっているの私立探偵組合や国家公安委員会なではなく、総務省です。総務省省令により、3Gの携帯には、測位機能の盛り込みを義務づけています。
MCPC2級
「3G携帯では、携帯電話からの緊急通報における緊急通報位置通知機能を搭載することが義務づけられています。」と2級テキストにあります。検定試験でも位置通知機能搭載義務についての出題がありました。テキストで確認しておきましょう。

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