人工衛星が衝突、携帯電話に障害

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 シベリア上空790kmにて、ロシアの通信衛星Cosmos2251(約900kg)とアメリカのイリジウム衛星(約560kg)が衝突したそうです(JDCのプレスリリース, CNETの記事)。
 この衝突で、両衛星とも破壊され、数百もの破片になってしまったそうです。
 イリジウムと言えば衛星携帯電話用の人工衛星です。衝突した衛星は、66機のイリジウム衛星のうちの1つだけであるため、影響は「一部地域ないしは時間帯において通信が行いにくい事態が想定される」程度の軽微なものだそうです。
 しかし、人工衛星となると、直ぐに修理というわけにもいかないようで、「衝突し破壊された衛星の軌道上にスペアとなる衛星を再配置する」のは今後30日以内とのことです。

 「衝突し破壊された」原因は不明ですが、ロシアとアメリカの宇宙戦争では無いとおもいます。しかし、自動車事故のように居眠り運転や飲酒運転が原因とも思えません。
 CNNの記事には、「宇宙には右側通行とか左側通行とかのルールは無いし、飛行機のような航空管制も無い。どっちが悪いかなんてことは判らない。」というジョンソン宇宙センターの開き直りのようなコメントが載っています。
 宇宙にある3.9インチ以上の物体(宇宙ゴミ/デブリや人口衛星)18,000個を、U.S.STARCOMが、追跡しているそうです。ロシアの衛星は1993年に打ち上げられた通信衛星でここ10年ほどは使われていなかったとはいえ、衝突は予想できたと思いのですが、STARCOMは何をしていたんでしょう。
  事故の現場検証に行くお巡りさんもいないでしょうから、原因はうやむやになることでしょう。

MCPC1級
 MCPC1級では、GPS測位に使われるGPS衛星の数が出題されたことがあります。GPS衛星は24機です。MCPC検定1級対応:モバイルシステム技術テキスト エキスパート編(改訂版) にはGPS衛星の昇交点傾斜角、昇交点緯度などのトリビアも記載されていますが、出題されたのは、「6基の軌道上に4基ずつの衛星を配し、24基の衛星で全地球をカバーしている」という部分からです。なお、人工衛星は、人口衛星を「機」ではなく「基」と数えるようです。なお現在、GPSは31基あるそうです。
 なお、MCPCでは、人工衛星による携帯電話「イリジウム」に関する問題が出題されたことはありません。

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