レイヤ2でMNOとMVNOが接続?

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 IIJが法人向けNVNOサービス「IIJダイレクトアクセス」をIIJが発表しました。

 「おゃ?」と思ったのは、MNOとIIJがレイヤ2接続をしているのではないかという点。
MNO各社のMVNO向け標準プランは、全てレイヤ3接続となっています。なのにレイヤ2の匂いがします。
 このサービスでは、モバイル端末にIPアドレスを振り出すのは、「お客様(エンドユーザ)がネットワーク内に設置したIDゲートウェイから、モバイル端末に自動的にプライベートIPアドレスが割り当てられる」そうす。
 一般的なMVNOとの接続形態は

[UE]=[NODE-B]=[RNC]=[SSGN]=[GGSN]=[MNO側GW]=[MVNO側GW]=[インターネット等]

 となり、GGSNがIPアドレスを振り出します(IIJはドコモやE-Mobileを使っているので3GPPの構成で書いてます)

 このGGSNが割り当てるIPアドレスは、MNOが持っていいるIPアドレスか、MVNOが事前に指定したアドレスになります。E-Mobileの標準プ ランでは、このアドレスはグローバルアドレスである必要があります。KDDIの標準プランでは、グローバルでもプライベートでも可であり、KDDIの持っているアドレスを使うことができます。ソフトバンクの標準ブランもMNOのアドレスを使えない点を除いてKDDIと同様です。
 どのMNOの標準プランも、MVNOないしエンドユーザ設備にIPをもらいに行くような仕様になっていません。

 「IIJダイレクトアクセス」がどういう仕様かは不明ですが、各社のMVNO向け標準プランでは対応出来ないサービスです。

 例外は、ドコモの標準プランです。細かいことは書いてありませんが、モペラのサイトを見ろなっています。モペラのサイトを見ると「IIJダイレクトアクセス」と同様に、「エンドユーザ宅内のRADIUSサーバからのIPアドレス払い出し機能」がアクセスプレミアムFOMAタイプにあります。UQの標準プランにも、ユーザ宅内のRadiusで認証するタイプもありますが、IPアドレスの割り振りまでは任せていません。

 E-MobileがIIJにL2接続を提供したという報道もありますが、E-MobileやIIJから確認は取れていない(両社ともそのへんは非公開にしている)ようです。
 ちょいと謎です。

MCPC1級
 1級検定には、モバイルネットワークの構成が、出題されます。SGSNやGGSNの役割や、モバイル網を構成する、NODE-B、MSC、SGSN、GGSN、MSC、GMSC、HLRなどのをその役割とともに覚えておく必要があります。
 出題は、MCPC検定1級対応:モバイルシステム技術テキスト エキスパート編(改訂版)からですので、このテキストを読んでおけば必要な事項は網羅されています。
 3GGP2の構成も出題されますので、PDSN、GS、HA、などもの役割もテキストを読んで理解しておきましょう。

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