Intelのモバイル戦略:Moblin,ATOM,CORE i ・・・

Intelのモバイル戦略が動き出しました。

 Intelがモバイル用OS「Mobile2.1を披露」、 「Moblin2.0プリインストールのNetbookが発売」、「 ATOM用アプリ開発支援を発表」、 「モバイルCPUを発表」 とIntel関連のニュースが矢継ぎ早にリリースされています。
 これらのニュースを通して見えてくるのは、

  Netbookより小型はATOMにLinux
  ノートPCより大型はCorei3/5/7にWindows

というIntelの戦略です。


Mobile2.1を披露

Netbook用OSに分類されていたMoblinですが、次期バージョンの2.1ではスマートフォンにも対応するそうです。 Moblin の新版の記事は、あちこちに出ています MicrosoftとのWintel連携でシェアを伸ばしたPC市場とは違うアプローチでモバイル市場に食い込もうとしているようです。
Symbian, BlackBerry OS,iPhone OS, Windows Mobile, Android, LiMo, webOS・・・モバイルOSは激戦です。モバイル市場をMicorosoftが席捲するようなことはなさそうです。
この状況でMicrosoftと付き合っているとモバイル市場から脱落してしまうとIntelは思ったのかもしれません。「モバイルOSの主流は、Microsoftではない」という判断があったのではないでしょうか。


Moblin2.0搭載Netbook発売

Moblin2.0搭載版のInspiron Mini 10vが米DELLで発売 されます。 Netbook(インテル用語ではMID)はモバイルとPCの境としてWindowsもLinuxもやるいうことでしょう。 100円でNetbookを売っているがモバイル通信事業者なので納得です。 「Ubuntu Moblin Remix, Developer Edition」搭載版のInspiron Mini 10vは、Windows XP版と同価格の$299。 搭載される「Ubuntu Moblin Remix, Developer Edition」は、 ここ からフリーでダウンロードできますので、XP版を買ってインストールするなら日本でも遊べます。


Intelは、ATOM用アプリ開発を支援

Android、ChromeOS、Symbian、LiMoなどの軽快でオープンかつ安価なOSが台頭するモバイル市場では、 ATOM に対抗するDual CoreのARM Cortex-A9 がリリース されてもいます。 ATOM用アプリを充実させARMを駆逐しようとしていると思われます。 PC市場でAMDを敵して追い詰めているように、モバイル市場ではARMを敵して追い詰めようしているのだと思われます。


モバイル用プロセッサ発表

ソケットPGA988
 
45nm Nehalem/Clarksfield L2 256KBx4/L3 8MB
  8Thread/4core,1333MHz Dual-channel
  • Core i7-820QM(1.73GHz/ターボ動作時3.06GHz)
  • Core i7-720QM(1.60GHz/ターボ動作時3.28GHz)
 45nm Nehalem L2 256KBx4/L3 6MB
  8Thread/4core,1333MHz Dual-channel
  • Core i7-920XM(2GHz/ターボ動作時3.20GHz)
        「Intel XMP」「Intel Extreme Tuning Utility」採用
 この次のモバイルCPUは、32nm Westmereで、なんと6coreで、12Threadをサポートするそうです。
OSから見ると12CPUに見えるわけで、ここまでCPUが多くなるとマルチスレッド対応を きっちりしたOSでないと高速化が期待できません。
 XENやVMwareを載せてVMを多数搭載するという使い方は、ノートPC用のCPUなので、 想定していないと思いますが、クラウド載せてみたくなるようなスペックです。

 モバイルプロセッサとは言っているものの、TDP 45Wから55WなのでノートPC用であ り、Netbookやケータイ/スマートフォンに使用されることはなさそうです。

 デスクトップ用CPUは、8月のブログ を参照してください。

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