FCCが、インターネットの中立性を保つためのルール(Internet openness principles)の改定草案を公開しました。FCCのプレスリリース(PDF)
Net Neutrality Rulesとか、ネットの中立性原則とか呼ばれているアメリカのインターネット基本原則での改定です。今回の要点は以下の6点です。
Net Neutrality Rulesとか、ネットの中立性原則とか呼ばれているアメリカのインターネット基本原則での改定です。今回の要点は以下の6点です。
- コンテンツ送受の自由を確保
合法的なコンテンツをユーザが自由にインターネットで送受信するのを妨げてはならない- アプリとサービスの自由な実行の保障
合法的なアプリやサービスをユーザが自由に実行するのを妨げてはならない- 装置の自由な接続を保障
合法的でありかつネットワークに害を与えずないなデバイスをユーザが自由にネットワーク接続するのを妨げてはならない- 選択の自由と競争の確保
ユーザーがネットワーク事業者や、アプリケーションプロバイダ、サービスプロバイダ、コンテンツプロバイダを競争状態(COMPETITION)の中から選択する資格を奪ってはならない。- 中立性の確保
合法的なコンテンツ、アプリケーション、サービスは、差別せずに扱わなければならない- 情報公開による実効性確保
本原則による保護を受けるために、ユーザー、アプリケーションプロバイダ、サービスプロバイダ、コンテンツプロバイダが、ネットワーク管理やその他の原則の公開を正当に要求した場合は、要求に応じなくてはならない。
Google Voiceが地方を切捨てしており違法だとか、AT&TがGoogle Voiceをブロックしているのは違法だとかいう論争の根拠になる基本原則「Internet openness principles」の改定ですので、 日本のユーザや、通信事業者などにも間接的に影響でてきます。
サイトやドメインをブラックリストでブロックする場合は、非合法なサイト/ドメインであるとか、ネットに害を及ぼすこごが明白な場合に限定されるようになると思われます。
怪しいとか、トラフィックが多いとかいう曖昧な基準でブロックすると違法になるかもしれません。
トラフィックが多くネットに害を及ぼすのでユーザをブロックする場合、ユーザが「ネットワークが許容できるトラフィック量に関する情報公開」を求めてきたら、応じる必要が生じるかもしれません。
SkypeはOKでGoogle VoiceはNGとかの扱いも、違法性やネットに害を及ぼすことが明らかでないと、おそらくNGです。