インドの使用禁止携帯2500万台は、IMEI上書きで復活

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 インドで、今週から2500万台の携帯電話が使用できなくなりました。正規のIMEIを持たない携帯電話(不正規品)の使用を禁じたインド政府の方針に沿った処置です。不正規品がテロリストに利用される恐れがあるとの理由での規制です。

 不正規品は使用禁止ですが、「Authorised Genuine IMEI Implant centers」で199ルピー(400円)を払ってIMEIを書き込んでもらえば、使用できるようになるそうです。
 盗品も含む不正規品に後からIMEIを書き込んで公認するのは、違和感ありです。
 IMEIの上書きが可能なら、盗んだ携帯電話に新たなIMEIを書き込むことも可能で、上書きを公式に行うか、裏で行うかの違いしかありません。

 なお、2500万台という数字はインドの携帯電話の5~8%が不正規品という想定に基づくもので公式な統計や推定値はありません。
 インドの携帯電話の約13%が中国製の低価格ノーブランド品であり、その多くが同じIMEIを持っているそうです。中国製ノーブランド品の輸入額は400憶ルピー(750億円)くらいとのこと。
 中国製以外も含めたノーブランド携帯電話は、全体の30%程度あるそうです。インド全体の携帯電話加入者数は4.48憶です。
IMEI:International Mobile Equipment Identity(端末固有番号)
携帯端末を識別するのに使われる番号、シリアル番号。
欧州などでは、盗難の届出があった携帯電話機の利用を禁じる手段として利用されています。
日本の携帯各社が使用している端末認識番号(iモードID、EZ番号、UID、cuidなど)とは異なります。
構成は、全15桁の数字です。
先頭8桁は、Type Allocation Code (TAC)
次の6桁は、Serial Number (SNR)
最後1桁は、チェックサム
チェックサムは、14桁の数字をD14~D1とすると次の式で算出した値をその値以上で1桁目が0の数値から引いた値です。14桁が、「01195100123987」なら下記の式の値は89ですので90-89=1がチェックサムになります。
D14 + int(D13x2/10) + mod(D13x2,10) + D12 + int(D11x/10) + mod(D11x2,10) + D10 + int(D9x2/10) + mod(D9x2,10) + D8 + int(D7x2/10) + mod(D7x2,10) + D6 + int(D5x2/10) + mod(D5x2,10) + D4 + int(D3x2/10) + mod(D3x2,10) + D2 + int(D1x2/10) + mod(D1x2,10)
NOKIA35417802
35291402
SHARP35662100
LG35662101
Motrola35462100
35462101
Fujitsu35288401
35528001
NEC35289101
35302700
Apple iPhone1130100
iPhone3G1161200
iPhon3Gs1194800
1194900
1195000
iPhon3Gs 32GB1195100
TACは、携帯各社が複数もっています。
メーカーにあわせて適当にTACを選んで、シリアル6桁を勝手に決めてできた14桁からチェックサムを計算して15ケタにすると、一見正しいIMEIができあがります。
たとえば「011951001239871」というIMEIを書き込むとiPhone3GS ぽくなります。
機種毎のTACはhttp://www.nobbi.com/tacquery.phpで検索できます。
 界の携帯電話の1割程度がIMEIをいじった携帯電話だいう推定もあります。
 盗品をいじるのはもちろんNGですが、自分の携帯のIMEIを書き換える行為の適法性は不明です。
 SIM(UIMカード)は通信事業者からの貸し出し品扱いですので、損壊すると違法になります。削ったSIMカードを差すDual SIM用にSIMを削ってはいけません。



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