ネットワークの電力消費

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 通信網が消費する電力を1000分の1にすることを目指す団体Green Touchを、Alcatelが作りました。メンバーには通信事業者やメーカーが名を連ねています。
 Googleは電力売買に参入を計画中です。

 これらは、通信料金の低減には、電力・空調料金の低減が、重要な要素であることに対応した動きです。
 日本の携帯電話の基地局は4社あわせて20万局以上あり、1局あたりの500から1KW程度の電気を使っていますので、携帯電話基地局だけで、東海発電所規模の小型原子力発電所1基分の電力を消費しています。

 データセンターに機器を収容する場合、機器の減価償却額より、データーセンター利用料のほうが高額な場合が多々あります。
1ラック月額30万円程度に対して1ラックに収容できるサーバーの減価償却は20万円弱です。
1Uのサーバーなら寸法上は40台は収容できますが、1ラック当たりの電力供給は40A程度、頑張っても60Aが限界。 500Wのサーバーだとしても12台が上限。なんとか20台収容したとして、サーバ20台×50万円=1000万円の減価償却は定額法で17万円弱。 LinuxにApacheならソフトの原価償却と保守費を、この17万に加えてもラック利用料の30万円を超えません。

 データセンターへの機器収容密度は、電力供給・空調能力の限界に突きあたりこれ以上高密度化できません。 しかし、消費電力が半分になれば、1ラックに2倍のサーバーを収容できますので、DC料金は実質的に半分になります。通信設備維持費の50%を占めるデータセンター利用料が半分になれば、維持費は25%減になります。
 通信設備のコスト削減には、消費電力が低減が効果的です。
 もちろん、温暖化防止という大義名分もあります。


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