携帯業界再編?

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 ソフトバンクのウイルコム支援が、ほぼ決まりつつあるようです。

 これが決定すれば、ソフトバンクグループは、2012年4月頃に加入者数でKDDI(au)を追い越すことになります。
 ソフトバンクが、ウイルコムにお金を出す意図は、KDDIを追い越すシェアNo2になることだと思われます。
KDDIとの差は340万
 ウイルコムの加入者は430万。ソフトバンクの加入者は2167万。これだけでは、3139万のKDDI(au)と542万もの差があります。

 ソフトバンクは、イー・モバイル網を利用したMVNOでもあり、両社は協業関係にあります。イーモバイルの成長を支えているのは、ソフトバンクであることは、周知の事実でもあります。
 ソフトバンク、イー・モバイル、ウイルコムの三社の加入者を合計すると、KDDI(au)との差が一気に縮まり、340万になります。

差は2年4カ月埋まる
 ソフトバンクとイー・モバイルの年間純増数からウイルコムの純減数を引くと、年間240万の純増になります。 ドコモの純増128万、KDDIの純増84万を抑えてダントツ1位です。

 KDDIの純増数との差は、240万-84万=156万です。
 KDDIにUQを加えても、UQの年間純増数は12万程度なので、年間144万づつ差が縮まっていきます。2年4カ月で、340万の差が埋まります。
 2012年4月頃には加入者数でKDDIを追い越し、No.2になることになります。

お買い得
 430万人の加入者を獲得するための経費、2000億円程度かかることを考えると、買取後に清算に近いドライなリストラをする覚悟で買い取れば、お買い得でもあります。
 てっとり早い加入者増加策です。

日本のモバイル通信事業者は2社体制へ

 日本にモバイル事業者が4グループ5社もあるのは多すぎます。1社の規模が小さく世界的には埋没してしまいます。かといって、1社にしてしまうと競争が無くなります。総務省は、消費者利益のために競争は必須だと考えているので、1社体制になることはないでしょう。
 製鉄、商社、金融、自動車など、どの業界も日本企業は2強体制に収束しつつあります。モバイル事業者も、おそらく2社体制になっていくのでしょう。

ソフトバンクの意図
 上位2社しか生き残れないとわかっているので、リスク覚悟で、ソフトバンクはウィルコムに手を出すのだろうと思います。安全運転でリスクをとらずに3位のままでいれば、いずれ淘汰されてしまいます。
 生き残るか/死ぬかの博打をうつ覚悟で、ソフトバンクは、ウイルコムにお金を出し、S+E+Wの3社による大ソフトバンクグループを形成し、業界2位になり、生き残ろうとしているように見えます。

KDDIは・・
 KDDIは、ウイルコムの株を10%持っています。しかし、今回ウィルコムに手を出そうとしません。君子危うきに近づかずといったところでしょうか。
 賭けに出るソフトバンクと、安全第一のKDDI。3年後に笑うのは、どちらでしょうか。


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