iPhoneでのVoIP解禁

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 iPhoneでの通話手段が増えました。
 AT&Tが3G網でのVoIP解禁方針発表を受けて、3G網を使ったVoIPアプリが登場しました。

 今までは、ネット電話ソフトでのVoIP通話はWi-Fi接続経由だけに制限されていました。
 このため3G携帯電話網(W-CDMAのパケット交換網)を使ってのVoIP通信はできませんでした。

 しかし、昨年10月に発表されたAT&T の規制緩和方針にしたがって、3G網接続時にもVoIP(IP電話)通信をするiPhoneアプリiCall が昨日リリースされました。
 3G接続時でもVoIPができるようにAppleが変更したiPhone developer SDKを使った初めてのアプリだそうです。
 iPhoneでの通話は手段は2種類です。
  1. 通常の電話
     携帯の回線交換網での通常の通話です。
  2. ネット電話ソフトでの通話
     SkypeなどIP網を使った電話です。
 ネット電話ソフトでの通話は、Wi-Fi接続時に限定されていました。そのネット電話が3G網接続時でも使えるようになると、一気に便利になります。
 しかも、ネット電話はパケット料金の範囲での通信になります。通常の電話網ではなく、IP網での通信ですので、データ定額サービスを契約していれば通話時間を気にせず電話かけ放題です。
 データだけでなくも通話も実質的に定額になります。

 しかし、携帯電話会社の収入は激減です。
 携帯電話会社の通話料収入(音声ARPU約3千円)は、パケット料金収入(データARPU約2千円)を上回っています。音声通話がネット電話に移行して、音声ARPUが半額になれば、モバイル通信業界に地殻変動が起きそうです。
 すでに、ドコモの音声収入は、2009年4-12月期に1875億円も減少し、データの592億円増で補えずドコモは減収減益になっています。

iCallの通話料金
 iCallは米国内は、基本料ゼロで1 分$0.021(2円)。ソフトバンクモバイルはホワイトプランが月額980円で1分21円。
 iCallの国際通話は、日米間1分$0.137(13円)。ソフトバンクモバ イルは日米間1分78 円(39円/30秒)。
 国内・国際通話ともに1/10の料金水準です。

日本は?
 iCall以外にも3G接続時にVoIPができるアプリは今後増えてくるでしょう。
 3G網でも使えるiPhone用Skypeがリリースされたら、ソフトバンクモバイルがどうするのか大注目です。


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