Qualcomm インドで電波免許取得、ドコモ系は落選

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Qualcommがインドで携帯電話事業用電波免許を取得しました。

Qualcommは、インド政府の行った2.3 GHzの電波オークションに入札し、4地域の電波免許を491億ルピー(970億円)で落札しました。落札た4地域の人口は1億人を超えます。

Qualcommの計画
Qualcommは、この周波数を使って、インドで中国仕様のTD-LTEを展開する予定です(Qualcomm が通信事業者に)。
オークション概要
インド政府のオークションは、Qualcommが落札した4地域も含め、全22地域で行われました。
応札したの11社。落札したのは、Infotel、Qualcomm、Bharti、Tikona、Aircel、Augereの6社。

全 国カバーしたのは22エリア全てで落札したInfotel。落札価格は1295憶インドルピー(2537億円)です。Qualcommの支払総額は2位で 970億円。ムンバイとデリーをカバーできるのは、この2社だけです。

各社の落札価格
Infotel Qualcomm Bharti Tikona Aircel Augere
インドルピー
(単位 Crore)
12848 4913 4692 1058 3438 124
日本円
(単位 億円I)
2,537 970 927 209 679 25
Crore(クロール)は、1千万を表すインドの単位です。
1インドルピー = 1.9748277で計算すると、1Crore=197万円です。
下記は各社が落札し獲得した周波数一 覧です。

各社の落札地域と、割り当て周波数
エリア エリア
価格
Infotel
22エリア
Qualcomm
4エリア
Bharti
4エリア
Tikona
5エリア
Aircel
8エリア
Augere
1エリア
Mumbai 2292.95 2305.0 - 2325.0 2327.5 - 2347.5 2305.0 - 2325.0
Delhi 2241.02 2305.0 - 2325.0 2327.5 - 2347.5
Tamil Nadu 2069.45 2312.5 - 2332.5 2335.0 - 2355.0
Karnataka 1543.25 2302.5 - 2322.5 2325.0 - 2345.0
Andhra Pradesh 1059.12 2347.5 - 2367.5 2302.5 - 2322.5
Maharashtra 915.64 2327.5 - 2347.5
Gujarat 613.85 2305.0 - 2325.0 2327.5 - 2347.5
Kolkata 523.2 2305.0 - 2325.0 2332.5 - 2352.5
Punjab 332.27 2357.5 - 2377.5 2320.0 - 2340.0
Kerala 258.67 2302.5 - 2322.5 2325.0 - 2345.0
Uttar Pradesh(W) 183.87 2357.5 - 2377.5 2320.0 - 2340.0
Uttar Pradesh(E) 142.5 2357.5 - 2377.5 2320.0 - 2340.0
Madhya Pradesh 124.66 2332.5 - 2352.5 2302.5 - 2322.5
Haryana 119.9 2322.5 - 2342.5 2362.5 - 2382.5
Bihar 99.28 2302.5 - 2322.5 2335.0 - 2355.0
Rajasthan 97.32 2357.5 - 2377.5 2320.0 - 2340.0
West Bengal 70.97 2305.0 - 2325.0 2332.5 - 2352.5
Orissa 63.63 2335.0 - 2355.0 2302.5 - 2322.5
Assam 33.02 2325.0 - 2345.0 2302.5 - 2322.5
North East 21.27 2302.5 - 2322.5 2325.0 - 2345.0
Jammu & Kashmir 21.27 2380.0 - 2400.0 2340.0 - 2360.0
Himachal Pradesh 20.66 2345.0 - 2365.0 2322.5 - 2342.5
エリア価格は、インドルピー(単位Crore)です。
1インドルピー = 1.9748277で計算すると、1Crore=197万円です。
各 社支払額の合計は、5,346億円。この他に公営の下記2社も、利用しているエリアの価格を政府に支払いますので、総額は、 INR3854.31crore=8,156億円になります。
  • Bharat Sanchar Nigam Ltd.(公営会社)
  • Mahanagar Telephone Nigam Ltd. (公営会社)

Qualcommが落札した4地域で人口は1億人を超えます。人 口増加(市場拡大)も続いており、デリー準州の人口は、2001年の国勢調査時の 1,385万人から約4割増えて1900万になっています。10年で4割増は、超有望市場に見えます。
100年前の1901年には40万人だった そうですから、100年で50倍!になっています。日本は過去100年で、たった4倍になっただけです。しかも、現在は減少中。
 
Qualcommが、2.3GHz帯の20MHz帯域を落札した4地域
ムンバ イ:Mumbai
ムンバイ都市圏の人口は2200万人で、インド最大。
ムンバイのあるMaharashtra州(マハラシュトラ州)の人口は、32,000万人
デリー:Delhi
デリーは、インドの首都。デリーのあるNCTD(デリー準州)の人口1900万人
ハリヤーナー州:Haryana
人口は2,000万人
ケララ州:Kerala
人口は32,00万人

なお、応札した11社は、以下の11社。太字は、落札できた会社です。NTTドコモが出資しているTata Communicationは、落選しています。
  1. Bharti Airtel
  2. Reliance WiMax
  3. Idea Cellular
  4. Aircel
  5. Augere Mauritius Ltd
  6. Infotel Broadband Services
  7. Qualcomm
  8. Spice Internet Service Provider
  9. Tata Communications Internet Services
  10. Tikona Digital Networks
  11. Vodafone Essar
な お、インドの識字率8割程度。貧困層も多く、プリペイド携帯が主力だとも、ARPUは日本の1/10で500円程度だとも言われています。


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