2010年8月アーカイブ

世界初の商用LTE網のスループットの調査結果をITWorldが記事にしています。

スウェーデンの首都ストックホルムで、TeliaSoneraが提供しているLTE網の実力をITWorldが測定した結果、

下り速度

平均値: 33.4M bps
最大値: 59.1M bps(at レストランの屋外パティオ)
最低値:   9.6M bps
TeliaSoneraのサービスは、LTE圏外だとHSPSにフォールバックします。
HSPAになってしまった場合も含めての下り速度は、
平均値: 27.8M bps
最大値: 59.1M bps(レストランのパティオ(屋外)
最低値:   6.0M bps(圏外の場合は除く)
HSPAでの接続は、最低値: 6.0M bps、最大値8.5M bps

上り速度

平均値: 12.7M bps
最大値: 18.2M bps
最低値:   4.9M bps

TeliaSoneraのサービスは、LTE圏外だとHSPSにフォールバックします。
HSPAになってしまった場合も含めての下り速度は、
平均値: 10.4M bps
最大値: 59.1M bps
最低値:   1.2M bps

「WiMAX屋外基地局開局数10,000局達成のお知らせ」がUQから出ています。

基地局数のグラフも発表しています。昨年10月から毎月コンスタントに500局以上増設しています。

8月も12日までに350局増えていいますので、49分毎に1局づつ増えています。
工事をする時間は平日の9時から17時の8時間だとすると12分毎に1局づつ増えている計算になります。

3月には月間1000局増えていますので、45分毎に1局づつ増えていたことになります。
昨年の10月1日から今月12日までの315日間に7000局増えていいますので、年末年始の休日もゴールデンウイークも含めて65分に1局づつ増えていた計算になります。

Android端末を音声で操作

Android端末を音声で操作するアプリ「Voice Actions for Android」を、Googleがリリースしました。
音声入力で、メモを書いたり、メールを送ったり、電話をかけたりできます。

検索ボタンを長押しするか、 Google検索ボックスのマイクボタンにタッチすると、"Speak Now"画面が出てくるので、その状態でしゃべると、英語で以下の操作ができます。

HDDへの電源供給が断たれると、瞬時記録データを無効化するHDDを東芝が開発しました。
その名も「忘れ去るHDD」です。

HDD内の記録領域を分割し、「電源オフ時にデータを無効化する領域」、「電源オフでもデータは無効化せず暗号化状態で保護する領域」など属性設定も可能とのこと。

PCからのHDD盗難による情報漏えい防止策や、機器のリース期間終了時や廃却時などのデータ消去も簡単に行うことができるのも長所だそうです。

うっかり電源を切ったらデータが消えてしまうPCや、電池切れとともにデータが消えてしまうDynabookなどが出てくるのかもしれません。

VerizonのLTE導入計画をThe Boy Genius Reportがレポートしています。

米国の通信事業者も、今後の重点施策は、LTE端末のようです。
LTEはまずデータ通信からでデータ専用端末が先にリリースされるの日本と同じです。
端末は、Android端末、タブレット型端末、携帯型無線LANルーターなどが発売予定です。

BGRによるVirizonの計画は以下のとおりです。

LTE導入計画
全米の75%をLTEで2012年4月までにカバーする
LTE対応のNovatel製携帯型無線LANルーター「MiFi」を来年1,2月に発売
LTEのデータ通信料金は、月額$59.99(約5,100円)
タブレット型端末
Motorola製10インチディスプレイ搭載タブレットを今年12月に発売
Samsung製Andoid採用の7インチディスプレイ搭載タブレットを計画中
スマートフォン
DROID、DOROID Xに次いでDROID PROを今年10月発売予定。
Andoroid2.2を搭載したMotorola製のスレート型端末を発売
Samsung製とHTC製Android端末を数機種年内に発売

NICT:情報通信研究機構が新しい検索サービスWISDOMhttp://wisdom-nict.jp/)を開始しました。
検索結果を「肯定」と「否定」や、「原因」と「対策」などに分類してくれるのが特徴です。
検索してヒットした結果を賛成x件、反対y件というように分類してくれます。

検索エンジンは、Google独占になり、各社は新しい検索エンジンの開発をあきめてしまっているのだろうと思っていました。
しかし、プレスリリースによると 「グーグル検索に何が欠けているかを、いろいろと考えてつくった」そうです。ナイスファイトです。WISDOM、今後の発展に期待したいと思います。

iPhone出荷が、5350万台に

iPhoneやiPadの出荷台数は、全世界ベースで、2倍、3倍の勢いで伸びていると、iSupplyがプレスリース(pdf)しています。

iSupplyがプレスリース(pdf)によるとiPhone、iPadの出荷台数は、以下のとおりです。

iPhone出荷
2009年:2510万台
2011年:5350万台
iPad出荷
2010年:1290万台
2011年:3650万台
iPhone4の製造を請け負っているEMS大手のフォックスコンは急成長して、EMSシェアの50%を握ることになるだろうともレポートしています。

SIMロックがなく、技適マーク付きの日本で合法的に使えるiPhoneを入手する方法が不明確なので、日本通信発売するiPhone用のSIMは、使い道がないのでないかと思っていました。

しかし、JailbreakでSIMロック解除が可能になりました。
JailbreakやSIMロック解除は合法との見解を米政府は出しています
日本政府は何も言っていませんが、米国で合法なのに日本で違法ということはないと思われます。

これで、ドコモ網でiPhoneを合法的に使う方法ができました。

日本通信、iPhone4で使えるSIMカード「b-microSIM」を8月中に販売すると、2010年8月6日の決算説明会の場で発表しました。三田社長もTwitterで、「MiroSIMまもなくとつぶやいています。

talkingSIM」のmisorSIM版ですが、料金が異なるようです。
  • 通話も利用できるタイプが、3785円(無料通話1050円分を含む)
  • データ通信専用のタイプが2980円
だそうです。通信速度上限は「300kbpsよりも上げる」ということですが、詳細不明です。
BlackberryでのEメール利用やインスタントメッセージなどのデータ通信が、世界各国で利用禁止になりつあります。
現在までにBlackberryの規制を実施あるいは検討している国は、以下のとおりです。

サウジアラビア
8月6日からEメールを含む全データ通信サービス利用禁止
RIMに暗号キーの開示を求めて断られた
アラブ首長国連邦
10月11日からEメールを含む全データ通信サービス利用禁止
インド
電子メール通信のインド治安当局による検閲の受け入れと、チャットの閲覧を可能にする装備の開発と提供をRIMに要求中
インドネシア
インドネシア国内にローカルなデータセンタを建設することをRIMに要請中
クウェート
ポルノサイト3000カ所へのアクセスを禁止をRIMに要求中
サウジアラビア
RIMに暗号キーの開示をRIMに要求中
バーレーン
懸念を表明
中国
懸念を表明

規制される理由

Blackberryのデータ通信は、BlackBerry Infrastructureのサーバー経由となることと、サーバーとの通信が暗号化されていることが、規制の理由です。

各国の政府が、盗聴や検閲ができなくなることを恐れており、治安上の問題があるとしてBlackberryの規制に動いています。
RIMのBlackBerry Infrastructureが、アメリカ、カナダ、イギリスにしかないことも暗に問題視されているようです。

RIMは、各国から、暗号鍵の開示、検閲や閲覧を求められ、妥協点を探っているようです。サウジのように妥協できずに、「禁止!」という結論にすでに到達した国もあります。

KDDIがau網の品質改善を品質改善のページでアピールしてます。
ダウンロード時間が約20%短縮とか、メールの送信時間が40%短縮!とかアピールしています。

どんなことをしたらそうなるのかは、ケータイWatchの記事が説明していました。

(1)地下鉄の電車が発生させるバーストトラフィクに対応
地下鉄では、電車が駅に到着することで乗車しているユー ザーから瞬間的に大きなトラフィック(バーストトラフィック)が発生、一時的に通信速度が遅くなってしまう。
 [[対策]] 平均値を元にトラフィックを設定をバーストトラフィックを考慮 した設計に変更した。

(2)SNSの利用増で変わったトラフィックパターンに対応
上り方向の混雑が始まると端末のスループットを抑制していたため、個々の端末のスループットは低下していた。
 [[対策]] SNS系の利用が増え、上りアクセス回数が多いものの、実データはそれほど多くない状況になったので、スループットの抑制 を緩和するように基地局の設定を変更した。

(3)基地局チャネルの増強

基地局チャネルについては、ドコモが詳しく説明しています(チャネルの割り当てと制御 by ドコモ)。

「WiMAXもTD-LTEも同じTDDなので、WiMAXをTD-LTEに統合!」

という交渉が水面下で進行していることが2010年7月15日,明らかになったとTech-ONが報道しています。
報道によれば、IEEE802.16mLTE-Advancedを統合する話し合いが進んでいると、中国ZTE TDD製品 国際部門マーケット・ディレクター(リャン氏)が、都内の講演で明らかにしたということです。
講演でのリャン氏の話は、
「携帯電話事業者からTDD向けの通信方式統一の強い要請があり,交渉が進んでいる。現在策定中WiMAXの次世代規格IEEE802.16mと、LTEの次世代規格LTE-Advancedを方式を統一化する方向で話し合っている」
といった内容だったそうです。

次世代高速モバイル網は、LTE vs WiMAXではなく、FDD-LTE vs TD-LTE になりそうです。

3Dディスプレイを搭載したスマートフォンが年内に登場する雰囲気です。
ロイターがSHARPが年内に3D対応スマートフォンを発売すると報道しています。 SHARPや日立ディスプレイズも携帯用3Dデバイスの開発をプレスリリースしています。

スマートフォンの3D表示ですから、裸眼で立体に見えることは必須です。
方式は、 視差バリア方式になるようです。パララックスバリア (Parallax Barrie)方式とも言います。

視差バリア(パララックスバリア)方式

視差バリア方式は、液晶の上に液晶を重ねた構造です。
目に近い方法の液晶が格子のように視線を遮ります。右目で見える格子の向こうの画像と、左目で見える格子の向こうの画像異なるので、3Dに見えます。

特徴

  • 裸眼で3D
  • 3Dに見える最適距離は、20~50cm
     テレビのように距離をおいて見る場合はNG
     視差バリアのスイッチパネルの厚みで距離は調整可能
  • 横方向の解像度は、表示用液晶の半分に落ちる
  • 横からのぞき込んだりした際には立体視は行えない
  • バリアの向きを変更するとディスプレイの向きを90度回転させても、3D表示ができる。
Android携帯や、iPhone向などのモバイル端末向けGoogle検索ページに、検索履歴ページ追加されました。米国向けのリリースですが、日本からも使えますし、日本語での検索も大丈夫です。

Netbookなどの画面の狭いモバイル端末で、モバイル端末向けGoogle検索ページは、とても便利です。
  • Googleのロゴが小さく、狭い画面でもジャマになりません。
  • 検索結果の最上部に「スポンサーリンク」が表示されないので、スッキリ
  • 検索結果の右側のスペース(段下げ幅)が小さく、横幅の無駄使いなし
  • 「検索設定」、「ログイン」等のメニューは画面右上でなく画面最下部なのでスッキリ
  • Chorome宣伝が画像付きで画面上部に出て来たりはしません。
実際にグーグルクロームの検索結果ページをみてみてください。通常の検索よりだいぶスッキリしています。

WILLCOM by Softbank

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事業再建に向け経営改革と更生計画案の策定中のウイルコムに対する支援策をソフトバンクが 発表しました。
ウイルコムも、会社更生手続きとともにソフトバンクの支援を 発表しています。
前回の 両社間基本合意なども含めると、以下の内容になります。

  • ソフトバンクがXGP事業(電波免許)とPHS基地局(設備を除く)をもらう。
  • 電波免許と基地局をもらう見返りに、ソフトバンクはウィルコムの再生を支援する。
  • ウイルコムはXGPを切り離しPHS専門会社として再生を目指す
  • 再生に際しては、政府(産業再生支援機構)から120億の融資をうけ410億円の借金を返済する。
XGP事業(電波免許)とPHS基地局ロケーションをソフトバンクがもらうのは明確ですが、見返りの内容は凸凹の支援や、Xの支援、Yへの協力といった内容ばかりで具体的ではありません。明確なのはソフトバンクが管財人を派遣することくらいです。
SSDはHDDに比べると信頼性が・・・というイメージがあります。
しかし、調べてみると、SSDは、ガシガシ使っても10年以上使える信頼性はあるようです。
値段も、容量40GBで、最大転送速度が読込280MB/sec、書込270MB/secのSSDが14000円以下のSSDをCROSAIRが発売されています。

10年保障
SanDiskのSSDは、 10年、80テラバイト保障をしています(SanDiskのページ)。
80TBの書き込み保証があると、1日に20GBの書き込みを毎日繰り返しても10年以上の寿命があることになります。80TBを20GB/日で割ると、4000日、10.95年です。常時RWしているサーバーでないかぎり、問題なしです。
SanDiskのSSDは、60GBモデル「SDS7CB-060G-G25(R:220MB/sec、W:120MB/sec)」で23000円くらいです。

大容量は長寿命

NANDフラッシュメモリ単体のは書き換え回数の保証値は10万回から1万回くらい。中には、1千回という短命な製品もあるようです。
1,000回の書き込みしか保証しないNANDフラッシュを使っても、長寿命なのは、SSDコントローラが、セル書き換えを均一化して、1つのセルが集中的に使われることが無いようにしているからです。

書込みを均一化すると、1千回保障のメモリを使っても、60GBの容量があれば、
  1000回×60GB=60TB
になります。
1万回保障のメモリを使えば、60GBのSSDだと、
  10,000回 x  60GB=600TB

このように、数十から数百TB以上書き込めるのであれば、80TB保障は難しくありません。
実際には、書込み先を完全に均一化することはできませんし、SSDでは1バイトの書き込みを行う場合でもブロック単位での書き込みになるので、この数字2/3くらいのなるようです。1/2でも長寿命確定です。

ただし、初期のSSDのように2GB程度の小容量のモデルが、寿命1000回のNANDフラッシュを使うと、
  2GB × 1,000回=2TB
になります。2TBだと、書込みを完全に均一化できたとしても20GBの書き込みを毎日行うと100日で寿命になってしまいます。1万回保障のNANDフラッシュを使っても、1000日、3年です。このレベルの製品だと、SSDの寿命が問題になります。

同じSSDコントローラとNANDフラッシュを使った製品なら、容量が大きいモデルのほど、長寿命が期待できます。

新しいモデルほと、充分に書込み分散対策が施されたSSDコントローラを搭載していることが期待できるので、SSDは新しい機種の大容量モデルを選ぶのが良いかと思われます。

タフさ

SSDとHDDよりはるかに丈夫なようです。
耐ショック性
HDD:200から400G
SSD:1,500G
という資料もあります。4から8倍は丈夫なようです。同じ資料では、
MTBF
HDD :30万から100万時間
SSD :150万から300万時間
IOPS:Input Output Per Second(1秒間の最大I/O処理回数)
HDD:100から300
SSD:40,000から150,000
という数値も出ていて、信頼性も速度も、SSDがダントツです。
日本通信「talkingSIM」がテザリング機能(モバイルWiFiルータ機能)をサポートすると発表しました。

talkingSIM
  • SIMロックフリーの端末で利用するためのSIMカードです。
  • iPhone3GS、 Xperia SO-01B、T-01Aなどが動作確認端末一覧に記載されています
  • 使い放題の定額データ通信+音声通話(最大25分の無料通話付き)で月額基本料3,960円
  • 契約の2年縛りなどはありません。
  • データ通信速度は、上り/下り300kbps超/300kbps超のベストエフォートです。
25分の通話300Kbpsデータ通信で十分な人、音声もデータもちょっとだけ使う人をターゲットにしているようです。

そして、iPhoneでのテザリング対応だそうです。動作確認端末一覧には以下のように書いてあります。
SIMフリーのiPhone3GSでご利用いただけます。
ソフトバンクモバイルなど、通信キャリアによってSIMロックされているiPhone3GSではご利用になれません。
下記の手順に沿って技適マークが表示されることをご確認ください。
[iPhone3GSでの技適マーク確認方法]
iPhone3GSにて設定 > 一般 > 情報 > 認証を開き、技適マークを確認してください。

SIMロックフリーで技適マーク付きのiPhoneをどこで入手するかについて日本通信は何も語っていません。
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