電子ペーパーを採用した時計

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SEIKOが、表示に電子ペーパーを使った腕時計を発表しました。
液晶の代わりに、アクティブマトリクス方式のEPDを使った腕時計です。

特徴は、
  • コントラストが高い
  • 低消費電力
  • 180度の広い視野角
です。
携帯電話のサブディスプレー用にも使えそうです。
欠点は、
  • 階調表現が4段階
  • 応答速度が遅い
といったところですが、サブディスプレーなら問題ありません。
E-Ink / EPD は、Amazon Kindle2も、Sony Readerも、E-Ink 採用しています(電子ブックリーダーの嵐、みんなEPD)。

腕時計へのSEIKO自身が2005年に「Spectrum」というE-INK搭載製品,限定販売したことがあります。
「Spectrum」は、全世界500個の限定生産で26万2500円という値段でした。
今回は、限定なしで、94,500円から105,000円という値段です。

電子ブックリーダーは腕時計よりずっと大きなディスプレイなのに2万円くらいで買えますので、E-Ink自体はそんなに高い部品ではないと思われます。
腕時計で使えるほど低消費電力なら、応答速度やフルカラーが必須でないサブディスプレーなどに搭載しない理由はないように思えます。


EPD(Electrophoretic Display)技術解説(SEIKOのページより
EPDとは電気泳動の略で、電子インクによる表示方式のひとつです。
電子インクは電子ディスプレイに組み込むフィルム上に加工される素材です。概念は革新的ですが、電子インクは化学、物理学、電子工学の純粋な融合にほかなりません。
電子インクの主な構成要素は人間の毛髪の直径ほどの大きさの何百万個もの微小なマイクロカプセルです。1つ1つのマイクロカプセルの内部は透明な液体でみたされ、負に荷電された白い粒子と正に荷電された黒い粒子が包含されています。
ここで透明電極側が高電位になる電界を与えると白い粒子がマイクロカプセルの上部に移動し、ユーザーの目に見えるようになります。これによりそのマイクロ カプセルの位置するところの表面は白く見えることになります。同時に黒い粒子は逆の電界によりマイクロカプセルの底部に引き付けられるためユーザーからは 見えなくなります。
この処理を逆転させると黒い粒子がマイクロカプセルの上部に現れて、そのマイクロカプセルの位置するところの表面は黒く見えることになります。





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