XGP/WILLCOMと、ソフトバンク

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ウイルコムを、ソフトバンクが完全子会社化することがきまりました(ウイルコムの発表)。
そこで、ウイルコムのXGPの状況などを、ひろってみました。

XGP基地局建設は今も休止状態

XGP基地局は、現時点でも、全国総合計で700局弱しかありません。
少ない上に増設する気配もまったく感じられません。8/21から9/18までの1ケ月に増えた数は、たった27局です。
UQコミュニケーションなら1日で27局くらは構築します。700局の建設にも1ヶ月かかりません。
UQ WiMAXの基地局は、8/21から9/18までの1ケ月弱で854局増加し1.2万を超えています。
基地局数5位の、イーモバイルでも基地局は、9500弱あります。
技術標準も普及の兆しなし
XGP技術の普及促進をめざすXGPフォーラムのニュースページは4月以降半年以上更新がありません。
XGPのロードマップにいたっては、「2009年10月 XGPの商用サービスを開始(予定)」が最新です。
1年以上更新されておらず、XGPの将来展望が全く書かれていません。
ウイルコムの絵文字も取り残される
ウィルコムの絵文字は、UNICODE6.0にもりこまれませんでした。ドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの3社だけが、掲載されています。
WILLCOM COREはドコモからソフバンクへ切替
XGP「次世代PHS」サービスブランドネームは、WILLCOM CORE がどうなるのかも未公表です。
「WILLCOM CORE 3G」には、ソフトバンクモバイル3Gに対応した料金プランが新設され、2010年10月1日から提供されています。同時にNTTドコモ網利用のプランは、9月30日で受付中止になっています。
XGPの基地局はつくらず、ソフトバンク3Gとのローミングを推進してゆき、XGP WILLCOM CORE を実質的にソフトバンクモバイルのMVNOにするのかもしれません。

PHS消滅織り込み済み?
XGPと基地局管理は、ウイルコムから分離して、別会社(Wireless City Planning 株式会社)を作ります。
Wireless City Planning 株式会社は、以下の事業を継承します。
①XGP事業
②PHS事業及びXGP事業に供されている電柱等の資産、
③PHS基地局等及びXGP基地局等に係るロケーションの賃貸借契約等の借主の地位等
XGPやWIMAX用の電波免許は、既存の通信事業者以外に割り当てるという、政府(総務省)方針に沿っての分離です。
XGP用電波免許は、実質的にソフトバンクのものですが、KDDIが別会社としてUQを作ったのと同じロジックで、既存の通信事業者以外の会社が電波免許をもっている形をとっています。

この分離により、PHSのみとなるWILLCOMは、基地局設置場所を、Wireless City Planning 株式会社に全面依存することになります。Wireless City Planningが消滅するとWILLCOMは事業を継続できなくなりますが、WILLCOMが消えてもWireless City Planningの事業は継続可能です。

この分離は、PHSが消滅しても、基地局設置場所と電波免許だけは、ソフトバンクに残る形でもあります。


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