国内スマートフォン市場

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auのスマートフォンIS03の仮購入予約が25万、店頭での購入予約も20万台前後という報道があります。KDDIが、IS03を60万台を初期発注したとも書かれてます。

24万台や60万台という数が、スゴイのかスゴクナイのか調べてみました。
スマートフォン国内販売台数
2010年4-9月の6ヶ月間のスマートフォン販売台数(国内)は、
  1. アップル 134万
  2. ソニエリ   47万台
  3. シャープ  16万
です。この時期には、iPhone4やXeperiaが発売になっています。
IS03の初期発注60万台は思いきった数字であることは確かなようです。

iPhoneの国内販売数
日本国内のiPhone(全機種合計)販売台数は、発売開始から今年9月末まで26ヶ月の累計で364万台です。
内訳は
iPhone 3G と 3GS の2010年3月までの国内累計出荷数が約230万台(このうち09年度の国内出荷台数は169万台)で、
2010年4-9月の6ヶ月間のiPhone全機種の携帯販売台数が、134万台
です。
IS03の初期発注60万台を2か月程度で売りきると、単月販売台数でiPhoneを抜く数字です。
Xperiaの販売実績
Xperiaは、発売から
  • 3ヵ月間で累計 27万台
  • 4ヶ月間で累計 35万台
  • 5ヶ月間で累計 47万台
売れました。
IS03の初期発注60万台は、Xperiaの半年分の販売量を凌駕する数字です。

IS03にかけるKDDIとシャープ
ドコモの2010年度のスマートフォン販売台数の目標は100万台で、iPhoneの累計が、370万台ですから、国内のスマートフォンの出荷数は500万台程度です。
IS03が60万台が出荷されると、IS03の初期発注分だけでいきなりシェア10%を超えてきます。

IS03を作ったシャープの2010年4-9月の6ヶ月間の携帯電話出荷台数は435万台(シェア22.7%)。そのうち、スマートフォンが14万台(シェアは6.3%)

KDDIにとってもシャープにとってもIS03は大勝負です。

世界では

世界に目を向けると、
2010年7-9月の3ヵ月間のスマートフォン販売台数は8053万台(前年同期比96%増)。
そのうち、iPhone 4の2010年出荷目標は2400万台(6月24日の発売開始日から、3日後の6月26日までの間に170万台を販売)といった状況です。

スマートフォンだけでなく、携帯電話全体でみると、世界市場の2010年1-3月の3ヶ月間の携帯電話出荷台数が3億1,470万台でした。
これに比べ、携帯電話出荷台数国内シェア20%以上でトップのシャープの出荷台数は、
10年3月期 992万台(世界)実績
10年3月期1054万台(世界)実績
11年3月期1100万台(世界)目標
にすぎません。世界市場での3日分の販売量です。

世界市場の10%未満の国内市場のシェア競争は、コップの中の嵐のようなもの。世界でシェアがとれないと勝ち残れません。

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