DRAM価格95%下落でエルピーダ倒産

本唯一のDRAM製造会社エルピーダメモリが、SamsungやHynix, Micronとの競争に負けて倒産
5年でDRAM価格1/20

5年前のサムスンのDRAM価格と、現在のDRAM価格をピックアップしてみました。

2007年02月: 2,814円(PC2-5300 1GB)
2012年02月:  1,050円(PC3-10600 1GB)
2012年02月:  1,070円(PC3-10600 2GB)
より高速でより大容量の製品ほど値下がり大きい状況
値下がり率を計算してみると、

  • 同一製品で比較:1/4 (76.9%OFF
  • 同容量で比較: 1/10 (91.8%OFF
  • ビット単価比較:1/20 (95.8%OFF
値下がりは凄まじい勢いです

倒産の原因は、
  • 円高
  • DRAM価格の下落
  • タイ洪水に起因するPC生産落込みによるDRAM需要低迷
チキンレース
DRAM業界のサイクルは、
    1. 設備投資して製造能力拡大
    2. 生産過剰
    3. 値下がり
    4. 耐えて市況回復を待つ
というサイクルを繰り返してきました
生産過剰を恐れて設備投資しない企業は取り残されて淘汰される
だから勇気をもって設備投資する。
そんな流れで積極投資を繰り返してきました。
最後の積極投資期は2006年。
そこから5年も市況が回復せず、耐えきれ倒産です。
2006年 DRAM 搭載容量増加による需要拡大期待 
     積極的な設備投資で製造能力増強 
2007年 生産過剰で価格急落
2008年 不況でさらに価格下落 
2010年 円高

エルピーダメモリ
  • 資本金 2361億
  • 従業員 3190名
  • DRAM世界シェア3位
  • 生産拠点
    • 広島工場(国内唯一の直轄工場)
    • 秋田エルピーダ(子会社)
    • 瑞晶電子(台湾の子会社)
  • 産委託先
    • 力晶科技 (台湾)
    • Walton Advanced Engineering, Inc.(台湾)

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