ソフトバンク4GはWCPのMVNO

ソフトバンク4G(LTE)が、WCPからTD-LTE(AXGP)網を借りて、開始されます。
ソフトバンクが、実質的子会社のWCPのMVNOになる形は、
KDDIと、UQコミュニケーションの関係に似ています。

基地局数
WCPのTD-LTE基地局は1月末現在4035局です。
  1. ドコモ     6166局 (サービス提供中)
  2. KDDI  5178局 (今年中にサービス開始予定)
  3. WCP   4035局 (2/24日からソフバンがMVNO)
  4. EMOBILE 12局 (3月サービス開始予定)
LTE基地局建設ラッシュ(http://www.konure.com/it/2012/02/lte-5.html)」に各社のLTE基地局数の推移を書きました。

WCPのTD-LTE(AXGP)

周波数帯:2.5GHz帯
方式:   高度化XGP(AXGP)
通信速度:下り最大110Mbps、上り最大15Mbps(ベストエフォート方式)

サービスエリア
2012年3月末(予定) 札幌市、さいたま市、千葉市、東京23区、横浜市、川崎市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、福岡市、北九州市および上記周辺都市
サービス開始
011年11月1日サービス開始とアナウンス(http://www.wirelesscity.jp/ja/news/press/2011/pdf/20110929.pdf)しました。
でも、一般ユーザー向けにサービスを提供していません。
関係者のみに提供って、どう考えても、試験サービスですが、サービス開始と言い切ってます。
このユーザーが居ない状態で、速度を測れば、電波独占、干渉なしなので、スループットが高くなります。報道関係者とかがAXGPの実効速度測定をして、最大で10から40Mbpsでたと報道してますが、インチキみたいなものです。

MVNOとの接続条件
MVMOとの接続条件は開示する原則になっているので、WCPのMVNO向け料金等は、WCPのページ(http://www.wirelesscity.jp/ja/business/pdf/mvno_standardplan.pdf)に公開されています。
しかし、「標準プラン以外も協議に応じさせていただきます」となっていて、別途相談メニューがあるため、ソフバンとWCPが実際にどういう接続構成と料金で握っているかははっきりしません。
こういう別途相談メニューで、接続条件公開の原則を骨抜きにしている例は、他社ではみかけません。

AXGPLTEの関係
TD-LTEをAXGP(Advanced-XGP)と命名して建設しているのはWCP:Wireless City Planningです。WCPは、ウイルコムから基地局資産分離して設立したソフバンのグループ企業。
ソフトバンクのウイルコムを支援については、
「SoftbankのWillcom支援は電波免許目当ての裏技?(http://www.konure.com/it/2010/02/softbankwilcom.html)」に詳細を記載しています。

AXGPは、次世代PHS(XGP:eXtended Ggeneration PHS)の後継という建前で、次世代PHS用に割り当てられた周波帯2.5GHzを利用している。
XGPの基地局は最大で655局まで建設されていたが、2012年1月末には全廃止されている。

XGP終了日のズレ
WCPのXGP終了案内http://www.wirelesscity.jp/ja/news/info/2011/pdf/20111201.pdf には、XGPの終了は1月31日となっていますが、総務省が公開しているXGPの基地局数は、1月中旬時点でゼロになっています。
サービス終了日以前に、全基地局の電波を停めてしまっています。電波を停めたことにして電波使用料の支払いを免れつつ、こっそり電波出していたなんてことになっている可能性もゼロではありません。
不思議です。

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