2020年のネットワーク技術

 インターネットトラフィックが半年で24.4%増えたと総務省が発表しました。
年で24.4%増だと、3年で2倍、5年で3倍になります。

モバイルトラフィックは2007年から2017年にかけて200倍以上と算出されている。
という総務省の資料もありますICT基本戦略ボードにおける論点例 平成24年3月5日 ICT基本戦略ボード事務局

この資料では、現在のネットワーク技術は、2020年頃には限界に達するとも言っています。
「2020年頃には、ネットワークが今の状態で進化するとは考えられず、情報伝送量が不足し、エネルギー消費が拡大し対応できなくなる。
そのような中、消費電力・コストを抑制しながら今後増大するトラフィックを収容できる技術開発や、ディペンダビリティ向上が必要。 」
新世代ネットワーク NWGN各国では、新ネットワーク技術の研究が進んでいるようです。
政府系の研究 などが新世代ネットワークの研究をしているようです。

 日本では、
 ・標準化として何を目標にするのかを明確にすべき
 ・標準化団体は、どの団体が勝ち馬になるかで判断すべき
 ・ICTの技術者だけではなく、他分野との連携も必要
 ・標準化のための標準化活動ではなく、国際競争力のある産業育成を最終目標とすべき

といった入口での議論をしている段階のようです。

米NSF FINDも、目標が不明確で、初歩的段階だと自らレポートしています
The goals of the FIND work--designing a viable4 architecture for a secure, available, resilient network enabling confidentiality, integrity, and privacy -- are highly ambitious.
Current FIND work is good, but still preliminary.

レポートは、もっと研究が必要な段階だとはいえ、同時に実証実験も始めるべきだとも言っています。
More research is needed, but simultaneously work should begin on testing some of the ideas being proposed.
議論はするが、同時に実証実験も始めて先に進み、成果を出すという姿勢が明確です。
実証実験としては、米の「US IGNITE」がはじまっています。
欧州でも「FI-PPP」という実証実験が始まっています。

議論に終始して、実証に移れていない日本とは差がでています。

民間では

民間では、既存技術の高速化を行っています。
形にもなっていない新アーキテクチャではなく、既存システムの高速大容量化のための改良という現実的な選択を行っているようです。

ZTE

216.4Gbps × WDM 8ch = 1.7 Tbps で 1,750 km のデモをしています(ZTE Makes Breakthrough in Beyond-100G Field)。
100GbpsのEthernet、802.3baを、200Gbpsまでアップグレード可能であることを実証することが目的だったそうです。

Huawei
400Gbps × WDM 5 ch = 2 Tbpsのプロトタイプを発表しています(Huawei Unveils World's First 400G DWDM Prototype for Next Generation Ultra-Broadband Transmission)。

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