docomoの交換機が落ちた原因

ドコモの1月26日の発表によれば、スマートフォンのアプリケーション(VoIP、チャット等)が急激に普及し、制御信号が増加し、制御信号がパケット交換機の処理能力をオーバーフローしたことが原因です。

制御信号って何だろうと思って調べてみました。
端末が省電力のためのアイドル状態から復帰するときにPDP context をアクティベートするためのメッセージ郡が、輻輳を起こした制御信号のようです。

端末が無通信になると、省電力のために、PDPコンテキストをDeactivateして、IDLE(Preservation)状態になります。

Keep-aliveのようなパケットを定期的に送出している場合、
  1. 無通信継続
  2. IDLE状態になる
  3. パケット送信のためIDLEから復帰
  4. PDP ContextをActivateする。
  5. 無通信
1から5の処理を繰り返します。
その4の処理の際に、30個程度の制御新号が飛び交います。

3GPP TS 23.060やCiscoのOverview of GSM, GPRS, and UMTSを参考に制御信号の流れを絵にしてみました。

PDP Context Activation.png



xGSN

IDLE状態から復帰する毎にこの処理が動いているなら、SGSN、GGSNは大忙しです。
 ドコモは、大忙しのSGSNとGGSNを1つにまとめて、xGSN(SGSN/GGSN機能併合サーバー)を開発して使っています。




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