WiMAXは165M超、LTEは112.5Mへ

総務省は4月25日に「BWAの高度化の技術的条件」を発表
165MbpsのWiMAXをUQが始めるための道を開きました。
2日後の4月27日には、ドコモがLTEの112.5M化を公表

100Mbps超のモバイル通信が1年以内には始まりそうです。

BWAの高度化の技術的条件」を見ると、UQと、ウイルコムというかソフバン子会社のWCPが、周波数の追加割り当てをもらえそうです。

WiMAXが330Mbpsまで高速化する可能性も出てきました。
周波数拡張
総務省が発表した「BWAの高度化の技術的条件」の目玉は周波数拡張です。
現行BWAに80MHz割り当てていますが、1.5倍の120MHzに拡張する内容になっています。
現在のBWA用80MHzの割り当ては以下のとおりです。

BWA用周波数割り当て状況.PNG


BWAの高度化の技術的条件」の内容は、BWAの両側を拡張する内容になっています。

BWA高度化 答申(2012年4月25日).PNG


UQとWCPの2社に隣接する周波数帯を周波数を拡張し高速化するように答申しています。

総務省の言うBWAは、WiMAXとXGPのことですので、この帯域でBWAに使うのは、拡張される帯域に隣接するUQとWCPが割り当てを受けるのだろうと思います。

330MbpsのWiMAX


WiMAX2の性能.PNGUQは、165MbpsのWiMAXに必要な20MHzを隣接帯域に欲しいと言っていました。WiMAX2とWiMAXの間にはガードバンド不要なので、2625~2645MHzだとガードバンド用の周波数が不要であり、最適だという理由です。

今回の「BWAの高度化の技術的条件」では、20MHzではなく、30MHz幅の拡張をしています。N-Starとのが間のガードバンドが5MHZで充分であるという前提です。

拡張30Mに加え、既存帯域30MHz(10MHz x 3)の一部を使えば、40MHzで下り最大330MbpsのWiMAXを実現する可能性も出てきました。

UQが40MHzで330Mを実現可能な理由

UQの周波数利用計画.PNGUQは30MHz帯域を割り当てられていますが、そのうちの20MHzを屋外展開用周波数として割り当て、10MHz×2周波数チャネルで展開を行い、10MHz×1周波数チャネルは屋内展開に割り当てる計画でした(右図)。

WiMAXはPUSCなどのFFRにより、隣接基地局と同一周波数を使えます。1つの周波数を繰り返し使っても干渉が回避できるので、当初は屋内に1×10MHz、屋外に2×10MHzで網を構成する計画でした。

しかし、懸念される干渉が生じなかったので、サービス品質向上、 エリア設計効率化並びに周波数の利用効率の向上を目指し、基地局建設作業を 実施中だと、BWAサービスの進捗状況報告書(2011年6月)で総務省に報告しています。

UQの基地局配置.PNG10MHz × 3 を使って基地局を作っています。

しかし、当初の計画に戻し、屋外用する周波数を10MHz × 2として、1つをWiMAX2に転用すれば、新規拡張の30MHzとあわせて40MHzを確保できます。
  • WiMAXの周波数繰り返しが2で、2×10MHz
  • WiMAX2が1×40MHz
という構成が破たんなく実現可能です。

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