プラチナバンド基地局建設計画公表

700M帯の基地局建設計画を総務省が公開しました。
00MHz帯周波数割り当てを求めた携帯電話3社が総務省に提出した建設計画をまとめたものです。
900MHz帯周波数割り当てに際しても各社が900M帯基地局建設計画を公開しています。
900Mの割り当てを受けたソフトバンクと、700MがもらえそうなNTTドコモとKDDI、イー・アクセスの3社、合計4社のプラチナバンド基地局建設計画をグラフにしてみました。

プラチナバンド基地局建設計画.PNG
一番たくさん建設するのはソフトバンクで4.2万局。1番少ないイーモバイル1.5万局の約3倍、2.1万局のドコモの2倍建設する計画です。
建設費も公開されています。
  DoCoMo au by KDDI ソフトバンク e-moba
設備投資額 2,358億円 2,579億円 2,123億円 1,436億円
基地局建設数 20,829局 30,698局 42,313局 14,994局
1局あたり 1,132万円 840万円 502万円 958万円

なんと、ソフトバンクの基地局建設コストはドコモ44%です。
ドコモの基地局建設費は、ソフトバンクの2.26倍にもなっています。
ソフトバンクの基地局が安い謎を考える

なんちゃって基地局か
ソフトバンクが、「苦肉の策はなんちゃって基地局」を建設し話は、日経BPの記事に詳しい。
以下は、日経BPの記事に掲載されている宮川専務の話です。

孫社長が4万6000局という数字をぶち上げてしまっただけに、何とかしなくてはならない。しかし、ひとつの基地局をつくるのにも、用地交渉に始まって、工事に着手するなど、最短で半年、通常は1年近い時間が必要だ。だが、孫社長に「いいわけ」は通用しない。
そこで宮川氏が考え出したのが「なんちゃって基地局」をつくることだった。
鉄塔をつくろうとするから時間もかかるし、手こずってしまう。そこで、コンクリートポールを建てまくった。
電柱の用地交渉は簡単で、この場所だけをかしてくれといってOKがもらえればいい。こうすると、工事開始してから設置まで1カ月かからない。

今年だけで1.5万局建設するという急増計画も、「なんちゃって基地局」方式なら達成できるかも。

「なんちゃって基地局」は高さ不足で電波飛ばない
こうやって、できた基地局は、アンテナの高さがコンクリートポールの高さなので、高さ不足で電波が飛びません。塔だと、20~50メートルの高さがある。
コンクリートポールだとJIS規格の上限28mで1/6は地下に埋めるので地上部23mが限界。
一般的な電柱用のコンクリートポールだと、12m、14m、16mが多い。
プラチナバンドの電波使っても電波飛びません。

災害対策省略か
基地局に設置される停電時対策バッテリーは数トンあり、局舎内に収まらない場合はコンクリート製の基礎を作って設置したいる(ドコモの災害対策が立派)。
これを省略したり小さくしたりすると安くなります。
電柱用の土地しか借りていない「なんちゃって基地局」だととUPSや非常用電源の設置もできません、トンの電池を電柱の上に取り付けたりはできませんので。
非常電源とか省略すると、土地代も、建設費も安くなります。

プラチナバンドもフェムトセルか
ソフトバンクは、フェムトセルも基地局にカウントして10万局達成と宣言している実績あります。
フェムトセルなら1台数万円ですので、基地局の半分くらいをフェムトにするとドコモの半額で基地局建設できそうです。
しかし、カバーエリアが半径数mから数十mしかないフェムトセルで、エリアをカバーするなら数十万以上の基地局が必要です。
最近めったに見かけかけない公衆電話でも、全国で25万台もあります。昭和59年には59万台あったそうです。
それでも、半径数mから数十m以内に公衆電話があるという状況ではなかったはず。

気球のはずはない
ソフバンは、気球で基地局のアンテナを吊るす計画も公表しています。気球なら鉄塔立てるより安くできそうですが、これは非常用のはず。

結局謎は謎のままです(・・;

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