WiFiオフロードはNG

WiFiがトラフィクオフロードの解決策になることは無いという記事が日経ビジネスネットワークに掲載されていました。
トラフィック爆発とネットワークの進化―WiFiオフロードへの期待は間違い
WiFiへのトラフィックオフロードが解決策にならないとしている理由は、
  1. WiFiには、多くの利用者がシェアする仕組み(送信電力制御と干渉時の切替え)がない
  2. 混み合っている2.4GHz帯から5GHz帯への移行しても、いずれ同じ問題が生じる
  3. WiFiは、通信品質を保証していない
  4. オフロードのためにWiFiを「使ってください」といっても、ユーザーにはそのインセンティブがない
という内容でした。
WiFiではなく、テロジニアスネットワーク(HetNet)がトラフィック対策として有望だとしています。
携帯事業者のWiFiホットスポットでは、3G回線をアクセス回線として利用していることも多いのが現状です。
ソフトバンクは、7.2Mbpsの3G回線1本をWiFiユーザがシェアする構成をとっている場合があります。
auは、40MbpsのWiMAXをシェアする構成をとっている場合があります。
ADSL回線1本をシェアする構成は、どの携帯事業者も採用しており、数Mから数十Mbpsの回線をシェアしています。
softbank-hotspot.png

右の写真は、3G回線回線を使ったソフトバンクのアクセスポイントの例です。
店舗用のホットスポットです。個人向けではありません。
3G用モデムは、AP01HW
製造元はHuawai
1.5GHz帯のHSPA
下り:7.2Mbps
上り:5.7Mbps

3G回線で直接アクセスする代わりに、7.2Mbpsの3G回線をみんなで共有して使うことになるので、直接3Gで通信しているより、低速になります。

WiFiを利用することにより、何人が通信してても、3G接続1台分しかモバイル網には負荷がかかりません。
トラフィック量制限装置のようなものです。

こういう状態のホットスポットをオフロードのために「使ってください」と言われても使う気になりません。
記事にあるとおり、WiFiオフロードはトラフィック対策としては有効ではないよう思えます。

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