古いSIMが原因で電池が減る?

人民日報(日本語版)

  • SIMカードの表面が汚くなったり、磨耗が激しくなった場合、電力消費が増加する
  • SIMカードは2年ごとに交換することが望ましい
という記事がありました。

本当かどうかはわかりませんが、黄砂も降るので携帯もSIMも摩耗しやすいのかもしれません。

黄砂は、平均粒径1μmから74μmまでの範囲にある粒子状物質(環境省の黄砂問題検討会報告書)なので、IPX6の防塵仕様でも防ぎきれません。

  • IP6X:直径75μmの粉塵が入らないように保護されている。
  • IP5X:直径75μmの粉塵が入っても所定の動作及び安全性を損なわないよう保護されている
  • IP4X:直径1.0mm以上の大きさの外来固形物に対して保護されてる

IEC/EN60529の防塵規格はIP6Xまでで、75ミクロンより小さい粒子に対応する基準はありません。
IP6XのXの部分は防水性能で、防水性能が5であればPI65になり、防水してなければIP6Xになります。

黄砂の被害

中国や韓国では、黄砂による自動ドアや銀行のATMの故障が多いそうですが、日本でも、黄砂により、機械軸受けの摩耗、精密機器への障害が発生しています。
防塵対策をしている半導体の工場でさえ、黄砂の微小粒子侵入により不良品ができるなどの被害も発生するそうです。

韓国では、精密機器工場が操業停止になったこともあります。

中国では、黄砂で、死者85 人、負傷者264 人、37.3 万ha の農作物被害、12 万頭の家畜被害、農地被害、人間の健康影響が、1993 年5月黄砂によって発生したことがあるそうです(日本学術会議の報告書)。

黄砂の粒子

黄砂の粒子は、中国では20から30ミクロン程度あり、遠距離を飛んで日本に到達する黄砂の粒子径が(5から10ミクロン)より大き目の粒子が多いようです

杉花粉も30ミクロン程度ですが、黄砂はシリカなどの硬度が高く硬い鉱物性の微粒子です。
硬いうえに粒子形状に角があるので、摩耗を促します。

黄砂の粒子径.PNG

中国や中東日本に飛来した黄砂は硫酸イオンを粒子表面に集積しているものが多く、塗装や金属へのダメージが大きいそうです。

砂嵐

黄砂だけでなく、砂嵐もあります。 砂塵.PNG


ここまで、砂や粉じんが多いと、75ミクロン以下は防げなくいとしても、IP6X対応の防塵仕様のデジタルカメラや携帯電話を持って行きたいと思ってしまいます。



人民日報「携帯の電池の減りが早い原因はSIMカード」.PNG

この記事では、1998年以前のSIMに言及しています。15年も前のSIMが話題になるということは、中国では、機種変してもSIMは古いまま差し替えて使い続けている人が多いのだろうと思われます。

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