コミケは無線LANも大混雑

コミケ83には、冬コミとしては最高の55万人が来たそうです。
2012年のセンター試験受験者数が55万人。鳥取県の人口が58万人。

下の写真は、最終日のビックサイト東館の外側を取り巻く行列。

東館を取り巻く行列

この写真を取った位置では、スマートフォンやモバイルルータからの無線LAN電波だらけ。
ちょっと離れた場所からの俯瞰でしたが、23のSSIDが見えました。

東館西端のWLAN.png

会場内に入るとさらにすごいことに。
西館南西の駐車場に面した階段では114以上のSSIDが見えました。

1ヶ所で114です。

西館-南西駐車場

3割以上がモバイルルータ

114のSSIDの内モバイルルータだと判るSSIDが42(Eモバイルのポケットルータ GL0xP,GP02が34、UQ WiMAXのURLoad が8)ありました。

通信事業者のアクセスポイントからと思われるSSDI
0001softbank, 0002softbank, au_Wi-Fi, au_Wi-Fi2,
もあります。

114のSSIDが見えた時の西館南西の人ごみは、こんな状況

 

朝一の混雑がおさまって、少し空いてきた感じでした。


携帯密度

最終日は、6畳1部屋にモバイル端末が20台以上置いてある状況だったと思われます。

最終日の来場者は21万人、去年の冬コミより3万人増

10時から15時の5時間に21万人なので平均3時間滞在するとして平均12.6万人

ピークは20万人くらい居ると思われます。

携帯2台持ちの人、スマフォとモバイルルータ2台持つ人などがいるので、会場にある携帯電話とモバイルルータは軽く20万台以上あると思われます。

20万台以上のモバル端末が、.400m x 600m の範囲(東京ビックサイトの敷地面積,243,419平方メートル)に密集している状態。

6畳の部屋の中に17台のスマフォやらモバイルルータが平均17台が置いてある状況。

こんでいる部屋はもっと沢山。

音声だけなら

2,3セルでカバーすると音声だけなら処理できそうな感じです。

携帯電話1契約当たりの1日の通信時間は携帯電話が3分18秒(通信白書による平成21年度の値)なので、21万台あると486台が常時音声通話している計算になります。

茸のシェアが47%なので、約250の茸ユーザー常時通信していだろうと思われます。(24時間で平均しているので日中はもっと多いはず)。

1セルあたりの収容端末は200から300ユーザくらいが最大なので、2から3のセルで会場をカバーすれば、音声だけなら収容できそうです。


トラフィックオフロード?

データ通信しているユーザーまでは、2、3のセルだけでは収容しきれません。セルを小さくしてセルを増やしたり、WiFiへトラフィックをオフロードしているのだろうと思わます。

しかし、WiFi の利用はちょっと不安な状況です。

干渉

今回見えた電波の多くは-80dBm以上の電波がほとんどですから、干渉は起きています。
下は西館4Fのマイクロソフトブース前の電波状況です。

MSブース前の電波状況.png

会場の外へ出るとレベルは下がりますが、SSIDは多数見えます。

テザリングがさらに普及したり、無線LANへのトラフィックオフロードが今以上に推進されたりしていくと、無線LANの電波を出す機器は増えると思われます。

安定しない

会場でWiFi接続してみましたが、電波が強くなったり弱くなったり不安定でした。

あちこち見て回るのでAPからの距離が変わるだけでなく、立ち止まっていても電波強度が不安定です。
3G,LTE, WiFiの切り替えが頻繁に起きていました。

1日持つ電池が、半日でカラになったのは、頻発する切り替えのせいかも。
LTEだけを使っていた端末では電池の激減はありませんでした。


このような状況なので、人が歩きまわるイベントでは、WiFiトラフィックオフロードは実用的ではないと思います。

大規模イベントでの快適なモバイル環境の実現はハードルが高そうです。

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