auは速度低下、ソフバンは微増

MMD研究所が、2013年3月末のスマホの通信速度調査結果を公表したので、同じMMD研究所が2012年9月末に調査したiPhone 5 の通信速度と比較してみました。

iPhone5の通信速度の変化.png


auの平均通信速度は低下し、平均通信速度が微増したソフトバンクのiPhone5を下回るようになっています。

auがiPhone 5が自滅しているようにも見えます。

auの平均通信速度が低下し、ソフトバンクが微増している原因を考えるために、2012年9月末から2013年3月までの6ヶ月間に何があったかを振り返ってみました

加入者増

2012年9月末から2013年3月までの6ヶ月間で、auの契約者数は160万(4.4%)増え、ソフトバンクは202万(6.6%)増えています。

トラフィック増

2012年9月から12月の3ヶ月間で、1加入者当たりの月間トラフィックは7.48%増えています(総務省の統計)。6ヶ月換算で16%増です。

時間帯別にみると、金曜 15時~16時は、18%増。6ヶ月換算で39%増になっています。

基地局増設

auもソフトバンクもLTE基地局を大量に増設し、基地局数は2~3倍になっています。

両社とも、基地局が増えてエリアは広がっているものの、高トラフィックエリア対策に差が進んでいないため、端末あたりの通信速度向上につながっていない状況のように思われます。

auとソフトバンクの差は、トラフィクが集中する場所を正しく把握しているかどうか、トラフィックが集中する場所でセルスプリットなどの対策をどれだけ行なっているか、といった高トラフィックヘリア対策の違いなのかもしれません。

基地局増強にビックデータ活用

基地局を増強する場所を、ビックデータを活用して決めていると、ソフトバンクの孫さんは語っています。
4月9日の「Oracle CloudWorld Tokyo」では、「月1.9億件にも及ぶアプリの通信ログを分析していると発表していたとの記事もあります。

投資効果を最大にするために頭を使っているという趣旨ですが、高トラフィックエリアが、どの時間帯に、何処に、どの程度の頻度で出現しているのかを正しく把握するのに役立っているだと思われます。

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