auの障害はMMEが原因

4月19日の障害Exchangeサーバー系の障害だったようですが、
4月27日の障害は、MMEのバグ原因だったそうです(IT Mediaの記事)。

LTE-3G-Network.png

図のW-CDMA網とGSM網は、KDDIにはありません。ローミング先としてのW-CDMA網はPGWの先につながります。

auのMMEは日立製です。

2008年12月に日立への発注が決まっています。

当初は、Nortel と 日立の共同受注でした。

しかし、KDDIから受注した翌月の2009年1月にNortelは、カナダと米国で破産法を手続きをしています。

行き詰まったノーテルは、この時に、LTE関連ネットワーク機器開発ソフト資産を日立に売却しました(Nortelの発表)。したがって、100%日立製です。

KDDIのLTE基地局は、NECとMotorolaが提供しています(Motorolaの発表NECの発表)。

ベンダーの発表などを見ると、以下のシステムがKDDIで使われているようです。

Hitachi_MME_ER5000.png

MME : Mobility Management Entity

MMEはLTEアクセス網の主なコントロールノードです。

主な機能は以下のとおりです。

  • 着信時のページング
  • 端末のトラッキング
  • 発信時のセキュリティ処理
    1. 端末は、eNodeBにアタッチメント要求を送る
    2. eNodeBは、端末からのRRC:Radio Resource Controlに記載されているGUMMEI(GUMMEI:Globally Unique MME Identifier)も有効なMMEなのかを判定し、有効であれば当該MMEを、古いGUMEEIであればMMC+MNC+MMECからMME(GUMMEI)を決定し当該MMEにアタッチメントを送る
    3. MMEは、eNodeB経由のアタッチメント要求を受け、HSSに照会し、端末認証、暗号化、秘匿等を行う
  • 位置登録
    1. MMEがHSS:Home Subscriber Serverへの登録要求を送信
    2. HSSは端末がMME配下に接続されたことを記録し、MMEへACK送信
    3. MMEは、HSSからの応答確認
  • MMEは合法的な傍受もサポートします。
LTE_attach_process.png

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