MVNOの台頭

MVNOの契約数が、ウイルコムやEモバイルの契約数を抜きました。

日本のMVNOの契約数が、全社合計で1,091万になっているそうです(総務省

2012年9月末には、555万(総務省)だったので、1年たらずでほぼ2倍になっています。

これにより、小さな移動通信事業者(MNO)を上回るようになりました。

  • イーモバイル契約数は、4,343,000(2013年6月)
  • ウイルコム(PHS)契約数 5,546,500(2013年7月)
 各国のMVNOのシェア

日本ではMVNOのシェアはシェア6.7%

海外では10%前後のシェアを獲得するか、MVNOが衰退するかの2極化しているようです。

EU各国平均ではMVNOは12%程度のシェアがあるようです。


スペインではMNO契約者減少、MVNO増加

スペインでの契約数増減

スペインでは、MNOの契約数が減少し、MVNOが増加しています(右の図は、2013年2月の契約数の対前月比と2013年7月の契約数の対前月比です)

スペインの3大移動通信事業者(MNO)、Vodafon spain, Movistar, Orange Espanaの契約者数が減り、OMV(スペイン語のMVNO、Operadores Moviles Virtualesの略)がシェアを伸ばしてします。

2013JULY-Spanish-MNO-MVNO-Share.PNG

その結果2013年6月末には、MVNOのシェアは11.1%になりまました。

スペインで、モバイル契約数が総人口を超えたのが2011年。ピークは、 5850万契約。総人口4727万人比で124%でした。
それ以降不景気の影響もあり、契約者数は減少に転じ、2013年5月には、5208万契約に減りました。ピーク比11%減少。総人口比で110%、前年同月比5%減少です。

このように契約が減る中で、MVNOの契約数が増えています。


French-MVNO.PNG

フランスは11%前後で安定

フランスでは、MVNOのシェアは、10%まで順調に伸びた後10%から11%程度で安定しているようです。

日本のMVNO動向把握へ法改正

日本ではMVNOは300社あるとも言われ正確な状況は総務省も把握していないようです。

総務省は、日本のMVNOの動向を正確に把握するために、総務省は法令を改正し、今年9月からMNOとMVNOに以下の報告義務を課します。

  • MNO各社は、自社設備を使ったMVNOサービスの契約数を報告すること
  • MNO各社は 提携MVNO事業者数、事業者名を報告すること
  • MVNO事業者は、サービスを借りている事業者名と契約数を報告すること

SIMフリー化も進行中

国内では、SIMフリーの端末が入手しやすくなり、MVNOを使いやすくなっています。


SIMフリー(白ロム)端末

SIMロックの無い端末の取扱い店も増えていて、amazonYahoo楽天などでも販売されています。

ドコモのグループ会社も白ロム端末を販売しています(NTTがiPhone販売中)。

通信事業者のSIMロック

ドコモもSIMロック解除に応じています

ただし、どの会社も、日本縛りを解除し海外等で使用可能にする(カントリーロックの解除)には現在対応していません。
このため、日本の通信事業者から買った端末のSIMロックを解除し、海外のSIMを差しても動かないと思われます。

ドコモ端末をソフトバンク端末として使うのと、その逆ができるようになるだけです。

auは通信方式が違う(CDMA2000)ため、ロックを解除してもドコモやソフトバンクの網ではほぼ使えません。


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