iPhone 5s をスナイパーが撃つと

Bullet-vs-iPhone5s.png

iPhone 5s を狙撃銃で撃つとどうなるかが、YouTubeで公開されています。

撃たれたのはiPhone 5s ゴールド。

撃ったのはバレットM82。
湾岸戦争でも使われた対物狙撃銃です。

みごとに穴が開いています。

射程2kmの長距離射撃で、武装ヘリコプターの迎撃や、装甲車にも損傷を与えられる12.7mm弾ですから、当然。

Riot-Shield.png

iPhone 5cのボディに使われているポリカーボネートは、防弾ガラス、機動隊やSWATの盾などにも使われる素材ですから、iPhone 5cなら少しは耐えたかも。

ポリカーボネイトは強靭ですが、硬いわけではないので、傷はつきます。

一般的なポリカーボネイトは、硬貨で傷をつけることはできるが、指の爪では傷つけることができない程度の硬さですが、表面処理によりアルミやジュラルミンの硬さ近づいた製品もあります。


ポリカーボネイトの硬度

硬度は3B

ポリカーボネートの硬さは、鉛筆硬度で3Bであり、3Bの芯で傷つけることができる程度の硬さしかありません。

アクリル樹脂は雑巾でゴシゴシやると傷つきますが、2Hの鉛筆でないと傷がつかない硬さ(鉛筆硬度2H)があります。ポリカーボネートは、アクリルより柔らかい素材です。

表面処理で4H

3B程度の硬さしかないポリカーボネートですが、表面処理をして4Hの鉛筆でやっと傷つけることができる程度の硬さ(鉛筆硬度4H)程度まで固くできます。

コーティングで9H

鉛筆硬度9H程度までの表面硬度を確保することもできるコーティング加工も有ります。


iPhone5c のボリカーボネートボディにどんな表面処理がされているか不明です。

しかし、最大でも鉛筆硬度9H程度の硬さです。

鉛筆硬度9Hがどの程度の硬さなのかを、ビッカース硬度で他の素材と比べてみました。

純銀 25
ポリカーボネート 30
純アルミ 51
純銅 82
コーティングしたポリカーボネート 90
ファスナーのアルミ 100
ジュラルミン 130
アルミサッシ 145
航空機部品用アルミ 170
チタン 200
アルマイト 500
一般的なガラス 540
高靭性ガラス 580
日本刀の刃 610
耐熱ガラス 620
ゴリラガラス2 649
ゴリラガラス 701
ガラスセラミックス 790
石英 850
高剛性ガラス
セラミックス
850
カッターナイフ 850
チタン合金 970
サファイアガラス・サファイア 2300

鉛筆硬度引っかき硬さを計る基準で、ビッカース硬度は押込み硬さを計る基準です。

iPhone5を弾丸貫通と同時に発火

発火も心配

iPhone5を弾丸が貫通するのと同時に発火している映像もあります。

リチウムイオン電池に穴が開き、有機溶剤の電解液が揮発し、発火したものと思われます。

リチウムイオン電池は、N-メチルピロリドン(NMP)などの溶媒に炭素繊維などの導電助剤を練り込んだペーストをアルミ箔の集電体に塗った正極を使っています。

このNMPは、消防法上の危険物 第4類 第3石油類 危険等級Ⅲ になっている燃えやすい物質です。

ニッケル水素電池は、NMPのような有機溶剤ではなく、無機溶剤を使うので、溶剤が燃える心配はありません。

Bulletproof-iPhone-case.png

防弾ケース

12.7mm弾で狙われる心配がある人向けには、防弾仕様のiPhoneケースもあります。

実際にバレットM82で撃ってみた映像もYouTubeに公開されています。

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