2013年10月アーカイブ

LTEネットワークの仮想化

モバイル網の仮想化が始まります。

LTEのコア網(EPC:Evolved Packet Core)を構成するMME、S-GW、P-GWなどの機能を、汎用IAサーバの仮想化基盤上で実現できる、vEPC:Virtualized Evolved Packet CoreをNECが発表しました(NEC、世界初 仮想化モバイルコアネットワークソリューションを発売)。

Features-of-NECs-vEPC.png

OpenFlow ベースのSDNコントローラで、汎用IAサーバ上に構成したMME、S-GW、P-GWなどのNFVを、統合制御、運用・管理します。 

MMEやS-GWなどの一つ一つのEPCの機能ブロックは、IAサーバ(COTS:Common Cmmercial, Off-theShelf サーバ)上のNECのCGHV:Carrier-Grade HyperVisor)が提供するVM:Virtual Machines上に実現されます。

NECs-vEPC-Configuration.png

国際ローミングの価格破壊

アメリカのT-Mobileの国際ローミング(データ通信)が2013年10月20日から無料になります。

パケット通信定額サービス(月額$70)に加入していれば、無料(追加料金なし)で米国内でも、海外でもパケット通信し放題です。

日本でのパケット通信も無料(追加料金なし)になります。

日本の通信事業者の場合、海外パケット通信し放題料金は日額2,980円です。
ドコモ、au、ソフバンが3社とも同額です。


International-roaming-price.png

給電能力向上(Qi, USB)

直流電源が高出力化しています。

14年春には、

  • USBの給電が、100W になり
  • Qi の給電が、15W になり
  • PoEの給電は、既に90W

な状態になりそうです。

USBの給電能力100Wは、現状の5Wに比べ20倍

Qi の15Wも現状5Wの3倍です。

Qi の規格を作っているWPCのワークプランを見ると、15Wの次に、120W給電を仕様化し、最終的には2,000 W給電も仕様化するそうです。

USBとQi の給電規格は、以下のようになりそうです。

最大電力 キョリ 電圧 電流 時期
USB-PD Profile 5.0 100 W 5m 直流20V 5A 2014年春
Profile 4.0 60 W 5m 直流20V 3A 2014年春
Profile 3.0 36 W 5m 直流12V 3A 2014年春
Profile 2.0 18 W 5m 直流12V 1.5A 2014年春
Profile 1.0 10 W 5m 直流5V 2A 2014年春
USB 3.1 5 W 5m 直流5V 1000 mA 既存
3.0 4.5 W 5m 直流5V 900 mA 既存
2.0 2.5 W 5m 直流5V 500 mA 既存
1.0 規定なし 5m 直流5V 規定なし 既存
Qi Medium power 2000 W 未定 電磁誘導 電磁誘導 不明
Medium power 120 W 未定 電磁誘導 電磁誘導 不明
Medium power 10W/15W 4cm 電磁誘導 電磁誘導 2014年春
Low Power Ver1.1 5 W 4cm 電磁誘導 電磁誘導 既存

ソフバンがT-Mobile買収検討

米No.3の携帯事業者SPRINTを買ったソフバンが、
米No.4の携帯事業者T-Mobileも買収することを検討していると、ロイターウォールストリートジャーナルが報道しています。

Softbank(Sprint)がTmobile買収を検討

SPRINTは、216億ドル(2.16兆円)でソフバンに身売り。

T-Mobileは、390億ドル(3.90兆円)でAT&Tに身売りしようとしましたが、話は流れています。

流れた原因は、米政府(FCC)が買収を認可しなかったためです。

150Mbps LTEへの各社の対応

150MbpsのLTEが始まります。

ドコモは10月から開始を表明済み。

KDDIも10月から開始を発表しました。

10月から、ドコモもauも150Mbpsになります。

下り最大
(グループ)
下り最大
(個社)
網運営会社 利用帯域 Band
NTTグループ   150 Mbps   150 Mbps ドコモ 1.7GHz B3
KDDIグループ   150 Mbps   150 Mbps KDDI 2.1GHz B1
  110Mbps UQ 2.5GHz B41
ソフトバンク
グループ
  110 Mbps 75Mbps SBM 2.1GHz B1
75Mbps Eアクセス 1.7GHz B3
110Mbps WCP 2.5GHz B41


モバイル系造語

ソフトバンクやKDDIなどの新製品発表時に、何種類もの造語が登場しています。

最近の造語を表にしてみました。

造語 意味 作成社 備考
ダブルLTE 2つの異なる周波数帯のLTEに対応のこと SBM DCMもKDDIもダブルLTEである
倍速ダブルLTE ダブルLTEの2帯域が、下り最大75Mbps(37.5Mの2倍)であること SBM DCMもKDDIも、倍速以上のダブルLTEであり、100Mbpsない150Mbpsに対応しており、SBMより高スペック
トリプルLTE 3つの異なる周波数帯のLTEに対応のこと SBM DCMもKDDIもトリプルLTEであるが、端末により対応周波数にばらつきがある。
SBMは2014年4月からiPhone5s/cがトリプルLTEになる予定であることを訴求している
トライブリッド・モデル LTE、WiMAX、TD-LTEの3方式対応のモバイルルータや端末のこと KDDI UQもこの3方式に対応している
Hybrid 4G LTE FDD-LTEとTDD-LTEの2方式対応のこと SBM 日本ではTDD-LTEは、SoftBank 4G(AXGP)と
WiMAX2+
SoftBank 4G WCPが提供するAXGPをソフトバンクがMVNOとして提供する際のサービス名 SBM AXGPはTDD-LTEと同じ
SoftBank 4G LTE SBMが提供するFDD-LTEのサービス名  SBM DCMの4G LTEは最大150Mbps
KDDIの4G LTEは最大150Mbps
SBMの4G LTEは最大75Mbps
ULTRA SPEED SBMの提供する3G(DC-HSDPA)サービス名
下り最大42Mbps/上り最大7.2Mbps
ノーリミットモード 通信量超過による速度制限をしないこと UQ auもWiMAX2+をノーリミットで提供
コードレスパソコン 薄型軽量、長時間駆動で、起動が高速なノートPC DELL D
ファブレット タブレットより小さく、スマホより多きいサイズの高機能モバイル端末 KDDIが作った造語ではないがKDDIの新製品発表会で使用されている

カスタム検索

月別 アーカイブ