Embedded SIM

M2M向けの「Embedded SIM」の仕様確定をGSMAが19日に発表しました。

主題は、OTA:Over The Airの標準化です。

主な特徴は以下のとおりです。

  • SIMのプロファイルをモバイル網側からリモートで書き換え可能(OTA)
    Life-cycle-of-eSIM-profile.png
  • 機能は既存のSIMと同じ
  • UICCベースのハードを使う(ソフトベースのSIMではない)
  • 形状は、M2M form factors (MFF1, MFF2)か mini-SIM、micro-SIMのいずれか SIM.png
eSIM のメリット
  • 各社(MNO)が独自のOTAのプロトコルが標準化で共通になる
  • SIMの挿入、差し替えなどの現場作業が不要になる
  • SIMの発送や受け取りなどのロジが不要になる
  • ユーザ情報登録済みのSIMカードの管理が不要になる

2014年にはGSM標準準拠のEmbedded SIMが登場する見込みだそうです。

GSMが言及しているeCall の利用
  • European Commission がin - vehicle emergency call service採用2016年には700万を見込む
  • ブラジルは盗難防止用のSIMRAVにeSIM採用を検討中
  • ロシアはERA GLONASSとeSIMの検討もも検討中

GSMAの発表には、パートナー企業として、NTTドコモが、AT&T、Vodafonなどと共に名を連ねています。

M2MデバイスのIDは課題

M2Mが増えると、端末に割り振るIDの不足が問題になってきます。

GSMの将来予測では、M2Mデバイス数は、2020年には110億になるそうです。

内訳は、

  • 医療機器が6.9億デバイス(2012年は3900万)
  • 自動車が11億デバイス(2012年は1.1億)
  • Smart City Deviceが64億など

現在、iPadなどのデバイスにも電話番後(E.164番号)を付与してIDとして使っていますが、10進15桁では、番号が枯渇します。

2011年のECC RECOMMENDATION (11)03では、M2Mで使うIDの検討を各国で進めるよう推奨していますが、現在のところ具体策は打ち出されていません

M2Mデバイスのトラフィックも伸び、モバイル通信に占める割合が30%になる(現在は8%)になるそうです。

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