音声定額制は月300円から1500円程度

音声通話が、従量課金から定額料金に移行しつつあります。

今後音声通話は、月額300円から1500円程度の定額制になりそうです。

定額料金の上限水準

各社の音声ARPUは既に1500円を下回っていますので、月額1500円以上の定額料金だと、実質値上げになるので、定額料金は1500円以下になるものと思われます。

音声ARPUの推移

定額料金の下限水準

LINE電話の30日間プランが60分で390円です。LINEは通話料では利益が不要と言ってます。利益は、スタンプ販売、スポンサードスタンプ、LINEゲーム、企業公式アカウントなどから確保する方針です。

実際に、3円/分(固定電話宛)従量課金の場合は、1分以内の通話だと、接続料も回収できないので赤字です。

Skypeは2.26円/分と安価ですが、1通話あたり4.82円ないし8.75円の接続料金がアドオンされるので、1秒で電話を切っても7.08円になりますので、接続料は回収できます。

したがって、LINE電話の料金水準390円/月が、音声通話の現在のコスト、料金の下限だと思われます。

現在の料金水準

各社の準定額のサービス料金は、固定電話や携帯電話との通話ができるプランをいくつかピックアップしてみます。

  • LINE電話:390円 (30日間の合計通話分数60分まで)
  • Skype :  400円 (30日間の合計通話分数60分まで)
  • PHSだれとでも定額: 980円(10分×500回)
  • ソフトバンクのMパック(音声分):1,717円(5分×1000回)

おおむね月額300円から1500円に収まっています。

定額でも通話料が高くなる仕組み

各社が準定額のサービスを提供していますが、使い方によっては通話料が定額料金で納まりません。

LINEは60分超えると従量課金

LINEの390円は30日有効の「30日プラン」です。

60分を使い切っても「30日以内に同じ種類の30日プランを複数購入することはできません」ので、買い足しはできません。

60分を使い切ったら、 3円/分(固定電話宛)、 14円/分(携帯電話宛)の従量課金になります。

Skypeは60分超えると従量課金か、増額かの選択

Skypeも60分を使いきったら、従量課金になります。

60分を使い切ったら、 2.26円/分+4.82円(固定宛)、10.81円/分+8.75円(携帯宛)の従量課金です。

Skypeの場合、月間120 分で790円の定額もあるので、790円プランを選択する選択肢もあります。

ソフトバンクは5分超えると従量課金

月1000回の通話まで無料ですが、1回の通話が5分超えたら、20円/30秒の従量課金に移行します。

5分を超えそうなら、いったん切ってから、もう一度かけ直すなどの工夫が必要です。

なお、Mパックは、月額6,980円+基本料980円で合計月額7,960円

無料通話の無い「タイプXにねん」にMパックと同じ7GB定額のデータ通信を付けると月額合計6,243円

差額は、Mパックのほうが月額1,717円高くなっています。この分が無料通話の料金だと考えました。

ソフトバンクの音声ARPUが1.450円程度ですので、全利用者がMパックの音声定額を選択すると、ソフトバンクにとっては増収、利用者負担増、になります。

PHSは10分超えると従量課金

1回10分の制限があります。ソフトバンクの1回5分より長いのですが、回数は500回と、ソフトバンクの半分です。

実際、月間500回以上も電話をする可能性より、1回の通話が5分を超える可能性のほうが大きいので、1回の制限が長いPHSのほうがソフトバンクより使いやすくなっています。

緊急通報は昔のまま

LINE電話やSkypeは110番や119番にダイヤルできません。

発信者の位置を特定して最寄の警察署や消防署を自動選択して接続することができないことなどが壁となって、警察や消防に接続させてもらえないからです。

警察や消防も、LINEやSkypeのような形態の音声通話を想定した対応をすべきなのかもしれません。

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