月間7GBは、そろそろ限界

月間7GBは、スマホのデータ通信量制限として一般的な値ですが、実際のデータ通信量は、1台平均6.2GBになっているそうです。

基地局運用費用に占める回線費用の割合

右は、KDDIが総務省の公聴会で提示した、auのスマホ1台あたりのデータ通信量を示したグラフです。

6.2GBのうち、3.5GBはWi-Fiを使っての通信なので、月間7GB制限の対象外です。

月間7GBの制限にひっかかるのは、LTEや3Gを使った通信量、月間2.7GBですので、まだまだ余裕はあります。

とはいえ、Wi-FiをOFFにしたままで使っている人は、7GBの制限が気になるレベルです。

ドコモの場合

KDDIのスマホユーザのデータ通信量は1年間で42%増えたそうですが、ドコモも同様なペースで通信量が増加しています。

下のグラフはドコモのデータトラフィック全体量の推移です。

DoCoMo-Data-Traffic.png

ドコモのデータトラフィックは、LTE導入後の3年で3倍に増えています。

ドコモは、相対値しか開示していないので、絶対量は不明ですが、1年間で30%から40%ペースで増加しています。

このペースでのトラフィック増は今後も続き、2020年代には1000倍になると予測しています。

モバイル契約者数は1.5億に迫りとっくに人口を超えているので、台数は増えないのにデータ量だけが増え続けていくのは、1台あたりのデータ通信量が増え続けるからです。

月間7GBでは、足りなくなるの日が間もなく到来しそうです。

高速化で回線費用増大

BS-running-cost.png

auの基地局の運用コストの30%が基地局へのエントランス回線の費用になっているそうです。

高速化が進んで、データ量が増えると、回線費用が増えていきます。

自前の光回線を持っていないソフトバンクは「高速化=回線費用が増える=NTTグループへの支払いが増える」ことになるので、ドコモをNTTの再統合や連携強化は、許容しにくい現実です。

KDDIは、自前の光回線を持っていますが、光回線のシェアはNTTが圧倒的なので、NTT回線を使わざるを得ず、NTTの再統合や連携強化は、やはり許容しにくいようです。

このため、NTTの規制撤廃により、ドコモとNTTグループの間の壁を低くすることには、ソフバン、KDDIなどが一致団結して大反対しています。

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