3Gへのフォールバック無しのVoLTE

auのVoLTEは、3G回線への切り替えのない常時VoLTEとなるようです。

「VoLTEから切り替わらないようにしたいという思いが強く、実は3Gへフォールバックが無いVoLTEの仕組みを導入する」 というKDDIの田中社長が発言がIT Proの記事に掲載されています。

KDDIが、総務省に提出した資料(「VoLTEについて」平成24年4月27日)には、SRVCC:Single Radio Voice Call Continuityによる3Gのフォールバックが記載されています。

KDDI-SRVCC.png

VoLTE通話中に、LTEエリアから3Gしか使えないエリアに移動してしまった場合は、3G 回線に自動切り替えして、通話を継続するのが、SRVCCです。

3Gへフォールバックが無いVoLTEであれば、SRVCC無しのシンプルな構成になります。


高いLTE接続率を背景にした選択

昨年下期の段階で、auのLTE接続率は、OpenSignaの調査によると86.3%でした。

今年3月には、auのLTE網の人口カバー率が99%を達成したとKDDIが発表しています。

auのLTEカバーエリアがほぼ100%近いので、VoLTE通話中に3Gしかないエリアに移動してしまった場合は、圏外扱い(切断)しても問題ないという判断のようです。

なお、ソフバンとドコモのLTE接続率は、KDDIの接続率を15%から25%下回っています(日本のLTE接続率は68%)。

したがって、3GへのダウングレードなしのVoLTEを選択するのは、auだけだと思われます。

CSFBも検討?

同資料には、データはLTEで、音声は3G(CDMA2000 1x)を使うCSFB:Circuit Switched FallBack も記載されています。

KDDI-CSFB.png


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