LTEで3.78Gbpsを達成

10の帯域をキャリアアグリゲーション(CA)で束ねて3.78Gbpsを達成したと、ノキアが発表しています。

  • CAで3.78Gbpsを達成
  • 10の帯域をCAで束ねて200MHz の帯域を確保
  • TDDとFDDのをCAで束ねた

料金は5秒で2500円

5 GBのハイビジョン動画を11秒でダウンロードしたともノキアは発表しています。

この速度なら、1ヶ月7GBの通信量制限に、16秒弱で到達してしまいます。

7GBを超えたら2Gバイトごとに2,500円追加支払い(ドコモ、au、ソフバン横並びで同額)すると、約5秒ごとに2500円の追加料金が発生。1分で3.4万円になってしまいます。

技術的に高速化が可能でも、料金的には非現実的な速度です。

技術より回線コストが壁

10万の基地局を100Gbpsの回線で結ぶと、月額400万円☓10万局=月額4000億円。
1年で4.8兆円になります。

ドコモの売上が1年間で4.5兆円。回線料金だけで売上額を上回ってしまいます。

1基地局あたり、10Gbpsで妥協したとしても、10万の基地局を10Gbpsの回線で結ぶと、月額200万円☓10万局=月額2000億円。
1年で2.4兆円になります。

ドコモの売上が1年間で4.5兆円。そのうち2.4兆円(53%)が基地局へのアクセス回線費用で消えていきます。

高速化を実現するためには、基地局設備費、基地局とつなぐエントラス回線の料金などのコストが壁になります。

3GPP Rel.11でも、CA_1A_18AやCA_1A_19Aで35MHzまでのCAを定義していますので、35MHz幅をCAで確保可能です。

200MHz幅で3.78Gbpsは無理でも、35MHz幅で250Mbps超のサービス提供は、今でも可能です。

高速化が足踏みしている感もありますが、高速化によるコスト増を、モバイル通信料金に転嫁することが難しいことも原因にあるかと思います。

回線コスト

10Gbps

月額186万から503万 KDDI 国内イーサネット専用サービス (帯域保証型/10Gbps)

月額268万から838万 K-Optiイーサ専用線(10Gbps)

月額230万から430万 NTT-CギガストリームTypeF 一部帯域保証型

月額600万 ソフトバンクmpls ASSOCIO 10Gbps

月額676万から1170万 KVHイーサネット プレミアムデュアルEクラス

100Gbps

月額400万(東京都23区内限定)TOKAI イーサーネット100G

月額400万から850万SmartGiga専用サービス(100GB-SR/LR) 20kmまで

月額680万から1445万SmartGiga専用サービス(100GB-SR/LR) 40kmまで

月額1588万 KDDI 国内イーサネット専用サービス (帯域保証型/100Gbps)50kmまで 

月額8094万 KDDI 国内イーサネット専用サービス (帯域保証型/100Gbps)600km以上

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