2014年7月アーカイブ

携帯電話料金5年で千円上昇

総務省が、家計調査報告2014年6月分速報を発表しました。

今年6月携帯電話料金は、13,102円/月で、前年同月比173%と異常な上昇でした(速報値であるため、後日修正されるかもしれません)。

過去7年間の携帯電話料金の推移をみると、年率約3%での上昇が続いており、2007年頃は7500円/月程度であった支出が、現在9000円/月に迫っています。 

下のグラフは、携帯電話料金(総務省の家計調査 「1世帯当たり1か月間の支出金額」にある「移動電話通信料」の金額)の月別推移をグラフ化したものです。

Monthly-expense.png

ドコモの偽サイト出現

NTTドコモのコーポレートサイトを模倣したウェブサイトにご注意ください という注意喚起をドコモが出しています。

偽サイトにアクセスすると、ウィルス感染などの恐れがあり危険だそうです。

LGの偽サイトも出ているそうです(LGのプレスリリース)。

MNOは対策サービス提供

3.5GHz帯の割当方針公表

3.5GHz帯の周波数の割当てに関する開設指針案を総務省が本日7月25日に公表しました。

3500MHz-spectrum.png


本日から8月25日(月)まで指針案に対する意見募集を行い、正式決定する予定です。

3.5GHz帯の割当指針は以下のとおりです。

スカイマークが、国内線で無料Wi-Fi「SKYMARK FREE Wi-Fi」を提供すると発表しました。

スカイマークが保有する、エアバス A330-300型機の2機のうち1 機ですが、年内に全てのA330 型機にサービスを拡大予定とのこと。

スカイマークは、この2機を含め、計10機のA330-300をリースで導入する予定です。

機内で無料Wi-Fi「SKYMARK FREE Wi-Fi」が使えるようになるのは、8月7日からです。

地上とは衛星経由

スカイマークが使うのは、Panasonic Aviations の「eXconnect」です。

JALの機内Wi-Fi(有料)もPanasonic Aviations の「eXconnect」を使っています(ANA,JAL機内WiFi)。


AME5220.jpg

FDD-LTETD-LTEAXGP)、WCDMA HSPA の3方式に対応し、ソフバンのネットワークで利用できる通信モジュール「AME5220」(AM Telecom製)が発売されます。

ソフバンの、Softbank 4G LTESoftbank 4G(AXGP)SoftBank 3G が使えます。

TDD、FDD、3Gのマルチ対応通信モジュール発売は国内初だそうですが、TDD FDD両対応のLTE対応SoCは既に多数発表されています。

TDD FDD両対応SOC

ADSLをTD-LTEで置換

Yahoo! BBが、ADSL等の契約者限定で、TD-LTEサービスを提供しています。

サービス名はYahoo BB Air

ADSLの代わりにTD-LTEモジュール内蔵のWiFiルータを提供します。

TD-LTEは、ソフバンがMVNOとしてSoftbank 4G と命名して提供しているWireless City Planning のAXGPです。

AXGPの7GB制限は適用されません。 使い放題です。

TD-LTEを使っていることは、Yahoo BB Airのサイトではわかりにくいのですが、

モバイル用周波数を1年で58%増やす計画を、総務省が「電波政策ビジョン懇談会 中間とりまとめ」及び意見募集の結果」として公表しました。

公表した案は、2015年までに追加で300MHzの帯域を割当て、821.2MHz(現在比157.6%)の帯域をモバイル用に割り当てる内容です。

2020年までには、さらに1.1GHz幅を追加で割り当て、現在比2.7倍の帯域を確保するよう求めてもいます。

帯域 新規割当
周波数幅
(最大)
割当時期
700/900MHz帯 100 MHz 2015年まで (割当方針を早急に決めるべし)
1.7GHz帯 10 MHz 2015年まで (携帯電話用)
2.5GHz帯 30 MHz 2015年まで (BWA用)
3-4GHz帯 200 MHz  2015年まで (LTE-A用)
4-5GHz帯 1.1GHz 2020年まで (LTE-A用)

月間 1万440円以下で通信量無制限になるサービスSANNET 24H無制限クーポンをドコモのMVNO SANNET(フュージョン)が提供中です。

300円(税別)のクーポンを購入すると、購入から24時間使い放題になります。毎日300円のクーポンを買っても

300円×31日+1140円(基本料)=10440円/月

です。

通信速度は、下り最大112.5Mbps、上り最大37.5Mbpsです。

電波割当基準の見直し

「4G LTE-Advanced」用周波数(3.5GHz帯)の割り当てを希望しているのはドコモ、au(KDDI)、ソフトバンク(ソフトバンクモバイル)、イー・モバイル(ワイモバイル)の4社ですが、イー・モバイル(ワイモバイル)の落選が決まりそうです。

総務省の情報通信審議会(第7回)の資料(下図)を見ると、イー・モバイル(ワイモバイル)は、ソフトバンク系列のグループ企業と認定され、割り当て対象から外れる見込み

MNO-Grouping.png
Intelink-LTE-SIM.png

IPv4 のグローバル固定IPアドレスを割り当ててもらえるSIM、インターリンクLTE SIMをインターリンクが発売しました。

SIMカードを挿したデータ通信端末に、常に同じグローバルIPアドレスが1個が割り振られます。

インターリンクはドコモを使うMVNOです。

主な特徴

人口カバー率の基準統一

Service-coverage-ratio.png

通信サービスの広告表示に関する、新基準とガイドラインを、電気通信サービス向上推進協議会が発表しました。

これにより、携帯電話の「人口カバー率」の算定方法の統一基準ができました。

法的拘束力はありませんが、人口カバー率の基準がある程度統一されそうです。

ドコモやソフバン方式の人口カバー率は、市町村の役場が所在する地点における通信が可能か否かを基に算出していますが、新ガイドラインでは一辺500mのメッシュに区切ってカバー率を算出することを求めています。

これは、現在のKDDI方式に近い算出方法です。

ドコモ、ソフバン方式では、北海道七飯町の町役場が圏内だと、、七飯町の全人口28,800人がカバーされたとみなして人口カバー率を算出します。

新基準では、七飯町役場が圏内であれば、役場を含む500mメッシュに住む496人をカバーしたとして算出します(七飯町役場、北緯41.895708,、東経140.694404、を含むメッシュ、No.624065752の人口は496人です)。

全人口28,800がカバーするためには、七飯町の面積は216.6k㎡(大阪市223k㎡や、さいたま市217k㎡とほぼ同等)の50%以上を圏内にする必要があります。

七飯町役場1か所だけをカバーすれば、216.6k㎡全体をカバーしたとみなし、七飯町の全人口28,800がカバーされたとして人口カバー率を算出するような乱暴なやり方よりはだいぶ改善されそうです。

まだ、各社は新基準での人口カバー率を公表していませんが、KDDIは、新基準でも99%になるとしているようです(ケータイWatchの記事)。

人口カバー率の算出方法

Heathrow-security.png

旅客機搭乗時に、携帯、スマホ、PCなどの電源をONにして動作するかを抜き打ち検査するとTSA:米国土安全保障省が発表しました。

携帯、スマホ、PCの形をした爆弾の機内持ち込みを排除するため、電子機器の電源をONにして検査するそうです。

電池切れ等で電源の入らない機器は、機内持ち込みNGです。

SIMの機内販売開始

Peach-n-Sonet.png

SIMが飛行機の機内販売で買えるようになります。

Prepaid LTE SIM by So-netを機内販売するとソネットが発表しました。

海外から日本にくる訪日外国人への販売を見込んで、香港、台北、ソウルなどから関西国際空港に到着するPeach機内での販売です。

  1. 機内販売でお金を払いCAから引換券(レシート)をもらう。
  2. 到着後、空港内の売店で機内販売のレシートを提示してSIMパッケージを入手
  3. Webからアクティベーション(利用開始の手続き)を手続きをする
  4. スマートフォンなどSIMを装着

という手順だそうです。

スマホなどの端末は機内販売しません。

モバイル3社の売上と利益

売上 利益 利益率
ドコモ 3兆2208億3800万 807,2億2400万 25.1%
KDDI 2兆4572億5600万 7438億7600万 30.3%
ソフバン 1兆6823億3800万 3662億0900万 21.8%

ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの2013年度モバイル事業(移動電気通信役務)収支が公開されました

売上、利益ともにNo.1はドコモでした。

ドコモの売上は、ソフトバンクの1.9倍、利益は2.2倍でした。

Qualcomm、11adをSnapdragonに

携帯に802.11ad(60GHz帯をつかった7Gbpsの無線LAN)が組み込まれます。

11ad-mobile.png

60GHz帯ワイヤレスチップセットメーカー Wilocity の買収完了をQualcomm が発表しました。

Qualcomm® Snapdragon™ 810 に、802.11adを組み込むための買収であると名言しています。

7Gbpsの802.11adを組み込み、スマホで4K動画がストレス無く再生できるようにするそうです。

4Kの動画のストリーミングなら25Mbps程度程度で何とかなりますが、動画ファイルのダウンロードだと7Gbpsの802.11adが必要になります。

Googleが容量無制限のオンラインストレージ提供を開始したばかりですが、「Yahoo!ボックス」も容量無制限のオンラインストレージサービスを月額690円(税込)で開始しました(Yahooの発表)。

一般フォルダ
(マイボックス)
容量無制限
フォルダ
他ユーザとの
ファイル共有
OK NG
(自分専用)
URLの公開 OK NG
ゴミ箱機能 あり
(削除取消し可)
なし
(即削除)
アクセス可能端末 PC、スマホ スマホのみ
ファイル保管 OK OK

Yahoo!ボックスは、5GBまで無料。
月額690円(税込)を払えば、容量無制限になります。

Googleの容量無制限のオンラインストレージ は、5 ID で月額6000円(1 ID あたり月額1,200円)。

Bitcasaの容量無制限プランは、月額11,900円。

GoogleやBitcaseと比べても「Yahoo!ボックス」の690円は格安です。

とはいえ、容量無制限で利用できる「容量無制限フォルダ」は、一般フォルダ(マイボックス)より機能が制限されています。

ドコモeSIM提供開始

Embedded SIM(eSIM)を7月1日から提供開始するとドコモが発表しました。

各社のEmbedded SIMに対する姿勢を、総務省の第4世代移動通信システムに関する公開ヒアリングでの発言からひろってみました。

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