ガラパゴスの未来

ソフバン/SHARPが8月29日に発表したAQUOS CRYSTALと、au/HTCが8月29日に発表したHTC J butterfly をみると、両陣営が、ガラパゴス的仕様を全く異なる扱いをしていました。

ガラパゴス的仕様を切り捨てて海外展開するのがソフバン/SHARPのAQUOS CRYSTALで、

ガラパゴス的仕様を優れた特色として肯定し採用して海外展開するのがau/HTCのHTC J butterflyです。

ソフバン/SHARPが切り捨てたもの

AQUOS CRYSTALにはガラパゴス的と言われる以下の機能がありません。

  • 防水、防塵
  • ワンセグ
  • フルセグ
  • おサイフ
  • 赤外線通信
  • NFC
  • 自撮り(高解像度フロントカメラ フロントは120万画素)

海外で認知されている機能だけに絞り込んだ、グローバルスタンダード的な仕様になっています。

背面カメラも800万画素と控えめな仕様です。

なお、AQUOS CRYSTALにワンセグと おサイフをなどを追加したAQUOS CRYSTAL X が年末発売予定ですが、切り捨てた防水、赤外線などの機能は盛り込まれません。

カメラも背面は、800万画素から1310万画素に向上しますが、自撮り用フロントは120万画素のままです。

au/HTC が取り入れたもの

HTC J butterfly で肯定され盛り込まれたガラパゴス的機能には以下のものがあります。

  • 防水・防塵性能(IPX7クラス)
  • ワンセグ
  • フルセグ
  • おサイフ
  • 赤外線通信
  • NFC
  • 自撮り重視のフロントカメラ500万画素

Micro USB端子がキャップレスで防水仕様になっているなど、細部もこだわっています。

背面カメラも、1300万画素と200万画素の2つを搭載するなど、写真重視でもあります。

ブックタイプの専用ケース「Dot View Case」というギミックもあります。

ソフバン/SHARPが切り捨てたガラパゴス的な仕様を全部盛り込んで、日本仕様の「ハイスペック機能な全部入りモデル」として、アジア地域(台湾、香港、インド、マレーシア、シンガポール、タイ)で製品展開する計画です。

8月に東京発売しHTC J butterfly (HTL23)を発表し、9月にアジアでHTC J butterfly 2として発売し「東京からアジアへ、羽ばたく」計画のようです。

HTC J butterfly 2では、ワンセグ、おサイフは無くなりますが、防水・防塵、赤外線通信、NFC、高画質自撮りカメラなどは省略されることなく搭載されます。

そうなればガラパゴスの海外進出です。

日本的なもの、ガラパゴスの未来

日本のSHARPがガラパゴスを切り捨てて、ソフバンと一緒に北米市場の再挑戦になります。

日本料理店がハンバーガーショップで海外進出するような感じもしますが、日本への拘りを捨てれば、テリヤキバーガーのような日本的なヒット商品を生むかもしれません。

寿司のように海外で人気の日本料理もあるので、日本的なものを全て削ぎ落とす必要はないのかもしれません。

台湾のHTCがKDDIからガラパゴスを取り入れて海外展開に成功し、日本からアジアの他国へ、スマホのトレンドを発信していく流れが定着すれば、ガラパゴス仕様は否定されるべき過去ではなくなるかもしれません。

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