欧州GNSS、軌道投入失敗

欧州のGNSS:Global Navigation Satellite SystemであるGalileo本番機(FOC)の1号機、2号機ともに軌道投入に失敗しました。

8月22日は打ち上げ成功をArianespaceが発表したので、祝:Galileo FOC 1号機打上と書きましたが、その後、軌道投入失敗をArianespace が23日発表されました。

今回の失敗で、Galileoの2017年フル稼働の目標がどうなるかについては、今のところ発表はありませんが、GNSSは、アメリカのGPSとロシアのGLONASSの2システムに頼る状況は、当面続きそうです。

Galileo FOC 1,2号機の今後

うまく行けば、所定の軌道に戻すことができる可能性があるそうです。

所定の軌道に戻れても、軌道微調整燃料を大量に消費してしまうので、軌道微調整が不能になり運用停止する時期が早まってしまいます。

所定の軌道に戻れなければ、大気圏に落として燃やしてしまうことになります。

衛星2機合計で、約100億円+打ち上げ費用70億円、合計170億円が燃え尽きて蒸発してしまいます。

失敗の内容

Galileo衛星は、軌道長半径26,200kmで離心率0.23の楕円軌道に入っているそうです。軌道傾斜角は49.8度。

本来なら高度29,900Kmの円軌道で、軌道傾斜角55度の円軌道に投入されるはずでした。

なぜ失敗したかは調査中。今のところFregatの問題ではないかとのことです。

Fregatは最終段のエンジンです。4つの燃料タンクと2つ航法システムの入ったタンク、合計6個の丸いタンクが、ポン・デ・リングのような形にならんでいます。

Galile-on-Soyuz.png 

最近のブログ記事

GoogleがHTC買収を発表
台湾のHTCを買収することをGoogl…
上限突破でも速度制限なし
T-mobileが月間通信量の上限を5…
貼れる,洗える,伸びる太陽電池
h2{ font-size:120%…
カスタム検索

月別 アーカイブ