2014年10月アーカイブ

SIMロック解除促進と、格安SIM(MVNO)でのテザリングを推進することが適当である。 という答申(案)を、総務省の情報通信審議会 2020-ICT基盤政策特別部会がとりまとめました。

一部のAndroid端末では、MVNOのSIMでもテザリングできるようにする手段もありますが、テザリング用APNの開放の推進により、テザリングのハードルが下がることになりそうです。


総務省の情報通信審議会 特別部会(第4回)配付資料・議事概要・議事録

HTML5 正式に制定

HTML5が正式にデビューしました。

HTML5_Logo.png

2014/10/28付けでHTML5が正規な勧告になったとW3Cが発表しました。

正式勧告の公開は、1999年のHTML4.01いらい15年ぶりです。

2年後の正式勧告化をめざして、HTML 5.1 の検討も進行中です。

HTML

au 12月VoLTE開始

2014年12月初旬より「au VoLTE」を提供を開始するとKDDIが発表しました。

VoLTEは、ドコモが6月24日から開始したのに続き、国内2社目です。

3G通話には非対応

UQがWiMAXを減速しTD-LTE増速

WiMAXの最大速度を40Mbpsから13.3Mbpsに下げて、WiMAX2+(TD-LTE)の最大速度を220Mbpsに上げるUQが発表しました。

WiMAX2+(TD-LTE)ルータに無料交換

WiMAXが減速になるので、WiMAX 2+(TD-LTE)対応ルーターに無料で交換するともUQは発表しています。

既にWiMAXサービスを契約している人は、端末代金も契約解除料も登録料も無料で、好みのWiMAX 2+(TD-LTE)対応ルーターに交換してもらえます。

交換時点から2年間、WiMAX 2+(TD-LTE)が通信量制限無しの使い放題になるそうです。

WiMAX2+に切替後の料金は月額は3,696円。26ヶ月目以降は4,196円(2年契約)になります。

周波数幅変更は来春となっており明確な日付の発表はありませんが、無料交換は2014年11月1日から開始、終了時期は未公表です。

UQ-spectrum-2015.png

MVNOでWiMAXを契約している場合はどうななるのかUQからの言及はありません。

今後もWiMAXを継続可能ですが、通信速度が遅くなってしまいます。

220Mbpsはキャリアアグリゲーションで

WiMAX用の周波数帯域30MHzのうち20MHzをWiMAX 2+に切り替え、すでにWiMAX 2+(TD-LTE)で使っている20MHzと合わせて、40MHzの帯域をキャリアアグリゲーションで確保して220Mbps化します。

4x4 MIMOを使えば、20MHz幅のままでも、220Mbps化できますが、4x2のままで40MHz化により220Mbps化する選択をしました。

デジタルデータの寿命

保存期間3億年の記録メディアが登場しそうです。

日立の発表によると、3億年のデータ保存寿命を持つ大容量石英ディスクの記録・再生実験に成功したそうです。

3億年の寿命があることは、石英ガラスを1,000℃で2時間加熱しても保存データの劣化が無いことにより確認したそうです。1,000℃ に耐える記録メディアは今のところ流通していません。

この石英ガラスに、3億年後へのメッセージを込めた画像・文字列を描画して、はやぶさ2に相乗りして深宇宙へ放出される「しんえん2」に搭載するそうです。

3億年後にデータを見るのは、宇宙人になるようです。

DVD、HDD、メモリカード、SSD、テープの寿命

データ専用SIMの新プラン

日本通信とKDDIがデータ専用SIMを10月20日に発表しました。

日本通信は通信量上限が月間10GBの大容量データSIMを発表KDDIはプリペイドのデータSIMを発表です。

データ通信専用のSIMは、通信量毎に様々な料金プランが出ています。

Charges-4-Data-SIM.png

AppleがSIM販売開始

Apple-SIM.png

Apple が自社のSIM(Apple SIM)内蔵のiPad Air 2iPad mini 3 を発売します。

SIM を携帯電話事業者(MNO/MVNO)から買わなくても、 iPad Air 2 iPad mini 3のWiFi+セルラーモデルにSIM(Apple SIM)が内蔵されています。

このSIMカード(Apple SIM)は、1枚のSIMカードで複数の通信事業者に対応します。

周波数帯域と契約数の関係

モバイル用に割り当てられた周波数帯域の増加と契約数の伸びが比例しているようです。

Spectrum-n-subscribers.png

米国でWiMAX終了へ

米Sprint(ソフバンの子会社)が、WiMAXを2015年11月6日に終了することになったと報道されています。

2008年9月のWiMAX開始から6年を経て米国でWiMAXが終了になります。

端末カテゴリー

UE Category 6対応のスマホ「Ascend Mate7」をファーウェイ・ジャパンが12月に日本で発売すると報道されています。

Galaxy Note Edge もCategory 6 だといわれています。

端末の最高速度は、UE Categoryの順番に、Cat.1 <Cat.2 <Cat.3 <Cat.4 <Cat.5 でした。

しかし、Cat.6 からは、最高速度はカテゴリー番号順ではなくなっています。

端末カテゴリ DL UL 製品
UE Cat.1 10Mbps 5Mbps
UE Cat.2 51Mbps 25Mbps
UE Cat.3 102Mbps 51Mbps iPhone 5, 5s/5c
UE Cat.4 150Mbps 51Mbps iPhone 6/6Plus
GALAXY S5 Active SC-02G
Xperia Z3 SO-01G / SOL26 /401SO
ARROWS NX F-02G
AQUOS ZETASH-01G
TORQUE
UE Cat.5 299Mbps 75Mbps
UE Cat.6 301Mbps 51Mbps Ascend Mate7
Galaxy Note Edge
UE Cat.7 301Mbps 102Mbps
UE Cat.8 2.998Gbps 1.497Gbps
UE Cat.9 452 Mbps 51Mbps
UE Cat.10 452 Mbps 102Mbps


カテゴリー6 は、カテゴリー5 より上り最大速度が低速になっています。

コンビ初のスマホ販売開始

ミニストップ全店で、スマホ「ALCATEL ONETOUCH  IDOL 2 S」を販売開始するとミニストップが発表しました。 

ALCATEL_ONETOUCH _IDOL_2_S.png

コンビでスマホを販売するのは初だそうです。

代金は、スマホ(一時金)が37,713円

月額料金は

  • 基本料月額1,650円+通話料
  • 電話が30秒毎に秒20円
    • 基本料に無料通話なし
  • データ通信速度は、最大150Mbps
  • データ通信量は、月間2GBまで
    • 2GB超過後は、200Kbpsに制限

縛り無しです。

iPhoneに実装されたキルスイッチ(アクティベーションロック)のON/OFFを確認できるサイトをAppleがオープンしました。

activationlock.png

端末のシリアル番号か、IMEIがわかれば、誰のiPhoneでもキルスイッチの状態がチェックできます。

キルスイッチがONになる端末は、その端末に紐づいているApple IDとパスワードが分からなければそのiPhoneは使えません。

仮に盗品だとすると、前のオーナーに解除してもらうことはできないので、中古品を買うときなどは、確認サイトで状態を確認すると安心です。

キルスイッチがOFFになっているiPhoneなら、初期設定ができます。

iPhoneを探す」をオンにするとキルスイッチがONになります。

「iPhoneを探せ」をオフにしたり、端末のデータを削除する際もApple IDとパスワードの入力が必要ですので、Apple IDとパスワードを知らないとキルスイッチをOFFにできません。

アクティベーションロック(キルスイッチ)

アメリカでのキルスイッチの義務化に対応してAppleが実装した機能が「iPhoneを探す」です。

キルスイッチとして義務化されている内容は、

  1. 所有者以外は遠隔ロック解除・復活不可にする機能
  2. 個人データを遠隔消去する機能
  3. スマホを遠隔ロックし使用不能にする機能
  4. 無料で提供される

となっています。

アクティベーションロックは、上記1の機能として「iPhoneを探す」に実装されました。

アクティベーションロックがONの場合は、そのiPhoneに紐づいているApple IDとパスワードを知っている人(所有者)にそのApple IDのアカウントからデバイスを削除してもらわないと、そのiPhoneはデータの初期化も、再アクティベートもできませんので、復活不可です。

アクティベーションロックをOFFにする場合も、そのiPhoneに紐づいているApple IDとパスワードが必要ですので、所有者以外が遠隔ロック解除も不可です。

上記2の遠隔消去や、上記3の遠隔ロックも、「iPhoneを探す」に実装されています。

そして上記4に対応して、「iPhoneを探す」のアプリと、それを機能させるためのiCloud上のサーバ群が無料で提供されています。

iCloud上のシステムの稼動状況を確認するAppleのサイトで、関連サービスの状況が確認できます。

icloud-systems.png


アクティベーションする際は、このサイトの表示がオールグリーンであることの確認を、アップルは推奨しています。


モバイルデータ通信量の上限の引き上げ競争が、アメリカで起きています。

AT&Tが月間通信量上限を2倍に引き上げるキャンペーンを9/27に発表しました。

Verizonも月間通信量上限を引き上げると10/1に発表しAT&Tと同水準にしました。

Sprintは月間通信量上限を2倍したAT&Tのさらに2倍に引き上げるキャンペーンを10/1に発表してAT&T対抗しました。

主要3社が、料金据え置きでデータ通信量を2倍以上に増やした結果、アメリカのモバイルデータ通信料金は、ビット単価が一挙に半額以下になりました。

AT&Tの
キャンペーン料金


月額

 月間通信
量上限

$130
(¥14,300)

30GB

$150
(¥16,500)

40GB

$225
(¥24,750)

60GB

$300
(¥33,000)

80GB

$375
(¥41,250)

100GB

Verizonの
キャンペーン料金


月額

 月間通信
量上限

$130
(¥14,300)

30GB

$150
(¥16,500)

40GB

$225
(¥24,750)

60GB

$300
(¥33,000)

80GB

$375
(¥41,250)

100GB

Sprintの
キャンペーン料金


月額

 月間通信
量上限

$130
(¥14,300)

60GB

$135
(¥14,850)

80GB

$220
(¥22,000)

120GB

$270
(¥29,700)

160GB

$330
(¥36,300)

200GB






データ通信量の水準も日米では桁違いです。

日本では月間通信量上限が7GB程度なのに対して、データ通信量の水準100GBとか200GBの料金プランを作っての価格競争に突入しています。

日本の料金と、アメリカのモバイルデータ通信料金を比較すると、月間10GBを超える領域では、日本のMVNOの料金より、アメリカMNO3社の料金のほうが、桁違いに安くなっています。

グラフにすると、10GB以上の領域で競争の無い日本と、数十GB以上の領域でも競争している米国の違いが顕著に現れています。


mobile-data-plans.png

低下するMVNOの料金

NTT系のMVNOであるIIJとOCNが月間通信量上限を引き上げました。

MVNO-charges.png

料金据え置きで、月間通信量の上限をUPさせており、実質値下げです。

その結果、MVNO各社の料金はほぼ同じ水準にならびつつあります。

MVNO各社の料金は、

  • 月間1GBから4GBプランは、
    月額2,000円~3,000円
  • 月間5GBから7GBプランは、
    月額3,000円~5,000円
  • 月間10GBになると、
    月額7,000円~14,000円


といった料金水準に収斂しつつあります(右のグラフ)。



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