NYCが高速な公衆無線LANを整備

ニューヨーク市内に10,000基の無料Wi-Fiスポットを建設する計画をニューヨーク市が発表しました。

無料Wi-Fiスポットは大型ディスプレーを持つ広告塔型です。サイズは未公表ですが、高さは4メートルくらいありそうです。

NYC-Lynks.png


設置場所は、電話ボックスを撤去した跡に建設する計画です。電話ボックスより設置面積は小さいので歩行者の邪魔になることもないそうです。

下右のようなサイネージ省略した細身のタイプなら、さらに省スペースです。

Lynks-on-streets.png

設置密度は100メートル毎に1基

10,000基のホットスポットをニューヨークの5つの区に設置します。

five-boroughs.png

5つの区の総面積は58.8 km²ですので、5880 ㎡(1辺77mの正方形)に1台の割合で設置される計算になります。

77mの正方形の対角線は約109mですので、ほぼ100mに1台の割合になります。

計画どおりいけば、NYを面的にカバーできそうです。

RAN も エントランスも ギガ級

1GbpsのWiFi(たぶん802.11ac)アクセスポイントを、光ファイバーを使ったエントランス回線で接続する計画です。

エントランス回線も無線回線を多様している日本の公衆無線LANより高速な公衆無線LANになりそうです。

高速で無料の公衆無線LANが、市内を面的にカバーするあれば、米でWiFi台頭し、3GやLTEからWi-Fi に乗り換える人が増えるという予測もうなづけます。

2015年着工し、2015年末にサービスを開始する計画です。

税金使わず建設・運営

ディスプレーへの広告掲載による広告収入で、建設と運営をすべて賄い、税金は1セントも使わない計画です

公営のデジタルサイネージです。

計画では、12年間で5億ドル(580億円)の収入を見込んでいます。

Qualcommなどが開発メンバー

この公衆無線LAN網を開発は、Qualcommなどが請け負っています。メンバーと各社の役割は以下のとおりです。

  • Qualcomm:無線技術アドバイザー
  • Titan :運営統括と広告管理
  • Control Group :コンセプトと基本設計
  • Comark :Linksのデザインと製作
  • Transit Wireless:Linksを結ぶ光ファイバー網の構築 
  • Antenna Design:Linksのデザイン

ホットスポットでできること

Likksには、無料Wi-Fi アクセスポイントと広告以外にも多様な機能が実装されています。

  • 警察・救急・消防への緊急通報(911)と緊急出ない連絡(311)
  • USB端子からの充電(無料)
  • 米国内への無料通話


ニューヨーク市が行うので、公共事業として意義も強調されています。

  • タッチパネルでNYCの公共サービスにアクセス可能
  • 広告以外にも市の広報も表示する
  • 100人から150人の雇用と650人分の支援業務が生まれる

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