iPhone6でWCPとUQが急増

モバイル契約者数(2014年9月末)を各社が公表しました。

WCP(Wireless City Planning)とUQコミュニケーションの純増数が、他社を圧倒しています。

6月末から9月末までの3ヶ月間に、WCPが125万の純増UQが97万の純増、2社合計で純増222万になっています。

これは、ドコモKDDIソフトバンクの3社の純増数合計187万を上回る数字です。

  1. 1,247,800   WCP
  2.    970,700   UQ
  3.    733,800  ドコモ
  4.    574,300  KDDI
  5.    565,000  ソフバン
  6.    110,000  Eモバ(Y!mobile)
  7.   -46,000  PHS(Y!mobile)

右のグラフは、各社の累計契約者数推移ですドコモ、au、ソフバンは左の第1軸、PHS, WCP, UQ, Eモバは、右の第2軸です

右はしの2014年9月末の部分で、WCPとUQが顕著な右肩上がりになっています。

WCPの純増125万は、6月末の累計契約者の32%に相当します。

UQの純増97万は、6月末の累計契約者数の23%に相当します。

その結果、2014年9月の累計契約者数は、

  1. 6430万 ドコモ
  2. 4160万 KDDI
  3. 3705万 ソフバン
  4.   547万 PHS
  5.   521万 WCP
  6.   512万 UQ
  7.   460万 Eモバ

になっています。

「iPhone 6/6 Plus」が2社躍進の原因

純増上位2社の共通点は、「iPhone 6/6 Plus」から新たに対応したTD-LTE(AXGP, WiMAX2+)でサービスを提供していることです。

ソフトバンクやKDDIが「iPhone 6/6 Plus」を1台売る毎に、両社の契約者数も1増えます。

iPhone 6/6Plusは、国内での予約台数が9月16日の受け付け開始後24時間で400万台を超え、iPhone5s/5cの1.5倍以上売れているそうです。

9月19日から発売開始から9月末までは12日間ですが、2社合計で純増数220万を「iPhone 6/6 Plus」だけでも達成できそうな数字です。

企業グループ別では・・

企業グループ別に累計契約者数を集計すると、

Mobile-subscribers-by-groups-as-of-Sep-2014.png
  1. 6,430万 NTTグループ
  2. 5,231万 ソフトバンクグループ
  3. 4,671万 KDDIグループ

になります。

3グループの順位は2012年12月から変わっていません。

しかし、「iPhone 6/6 Plus」がグループ別シェアを大きく変える可能性があります。

ダブルカウントによる成長

「iPhone 6/6 plus」が売れるごとに、ソフトバンクグループとKDDIグループの契約者数は、「iPhone 6/6 Plus」販売台数の2倍のペースで増加していきます。

このため、今後、NTTグループと他2グループの差が、急速に縮まる可能性があります。

ソフバンは、WCPだけでなく、Y!モバとも相互にMVNO関係にあり、トリプルカウントになる場合もあるので、グループとしての伸びが期待できます。

順位入れ替え

UQとWCPの順位も逆転しWCPがUQを追い抜きました。

WCPとUQの契約者数は、今後は、ソフバンとKDDIの「iPhone 6/6 Plus」販売数に大きく左右されるものと思われます。

単体でみると、純増数では、ソフバンが3位転落です

   733,800  ドコモ
   574,300  KDDI
   565,000  ソフバン

Eモバイル(Y!mobile契約者からPHSを引いた数)は、WCPにもUQにも抜かれて7位転落です。

PHS(旧ウイルコム)は純減に転じています。10月以降の「iPhone 6/6 Plus」販売数の増加つれて契約者数は伸びていくWCPとUQに、PHSが抜かれるのは、時間の問題かと思れます。

ソフバン+KDDIより、WCP+UQの純増が多い理由

機種変

なお、WCPの純増数がソフトバンクより多く、UQの純増がKDDIより多い理由の1つは、機種変による影響だと思われます。

旧iPhoneから、iPhone 6/6 Plusに乗り換えると、ソフバンは1減1増でプラマイ0ですが、WCPは1増です。

ソフトバンクは、「タダで機種変更キャンペーン」など機種変に積極的でした。

契約者数増加につながらない機種変ですが、iPhone 6/6 Plus への乗り換えは、WCPの契約者増によるグループ全体での契約者数の増加につながります。

KDDIとUQの関係も同じです。

解約

ソフバンの解約率は、1.27%でしたので、解約は3705万の1.27% = 47万の解約。

WCP521万はソフバン3705万の14%なので、47万のうち6.6万は、WCPでも解約になっているものと推定されます。ソフバンのほうが40万ほど解約(減少)が大きいことになります。

KDDIの解約率は0.63%だったので、4160万の0.63%=26万の解約。同様にUQは3.2万の解約なので、解約数は23万ほどKDDIが上回ります。

最近のブログ記事

SORACOM,HLR持ちeSIM対応
SORACOMが自前のHLRを持ち、自…
準天頂衛星4機体制に
h2{ font-size:12…
Windows 10 mobile終了
Windows 10 mobileの新機…
カスタム検索

月別 アーカイブ