UQがグローバルIPを有料化

UQモバイルは、WiMAX 2+の端末にグローバルIPアドレスを付与していますが、2015年3月下旬以降順次プライベートIPアドレス2へ変更すると発表しました。

iPhone 6/6plus がWiMAX2+(TD-LTE)に対応した結果、3ヶ月で契約者が23%、100万契約も増えたため、グローバルIPアIPv4が足りなくなったようです(iPhone6でWCPとUQが急増)。

96円/月を払えば、引き続きグローバルIPを使えるそうです。

IPv4 在庫

今年になって、LACNICとARINの自由在庫が枯渇しました。

その結果、IPv4の在庫が/8(1670万個)より多いのRIRはAfriNICだけになりました。

残り4つのRIRは、在庫が/8以下になり、厳格なアドレス配布をしており、自由にアドレスをもらえる状況ではなくなっています。

AfriNICの自由在庫は、/8 があと3ブロック(約5000万アドレス)ほどあるので、あと5年ほどは自由なIPアドレス割り振りを継続できるようです。

AfriNICの自由在庫枯渇見込みは、2019年9月12日 と予想されています。

IPv4の新規割り当ては継続

在庫が枯渇した地域では、IPv4がもらえないわけではありません。

日本(JPNIC)では、2014年7月01日から IPv4アドレス割り振り申請受付を再開しています。

ただし、1組織につき/22(1,024アドレス)が上限で、連続した割り振りは保証されないなどの制約が厳しくなっています。 IPv4割り当て状況

右は、IANAから割り振られたIPv4アドレス累計数のグラフです。

2011年の中央在庫(IANA Pool)枯渇以降、新規割り当てがぐっと減っていますが、完全に水平になって止まっているわけではありません。

IANAからRIRへの供給が停止した結果、RIRの在庫も減少の一途をたどって自由在庫はいますが、ゼロになったわけではありません。

IANA Poolの残り再配布

2011年にIANAには、/8ブロック(1600万個)はなくなりましたが、/9ブロック(8,388,608個)や、/10ブロック(4,194,302)が残っています。

五つのRIRのうちのいずれか一つのRIRが管理するIPv4アドレス在庫が/9(8,388,608アドレス)を下回った場合、 IANAに残っているIPv4アドレスを各RIRに再度割り振るポリシーがあります。

2014年5月20日 LACNICの在庫/9を割りました。その結果、IANAからRIRへのIPv4割り振りが再開されました。

JPNICも2014年7月01日 からIPv4アドレス割り振り申請受付再開しています。

ただし、前述のような制約があります。

IPアドレスの移転でしのぐ

2011年8月にIPv4アドレス移転制度が施行され、利用者間で個別に交渉してIPv4アドレスを融通(移転)しています。

値段は、双方の同士の交渉で決まり、定価はありませんが、1IP当たり数百~数千円程度が相場のようです。

完全枯渇はまだ

IANAやRIRからの割り振りも細々と続いているうえ、ISPや事業者レベルでの在庫はまだあ り、移転による余剰アドレスの調整も行われているため、 世の中のIPv4アドレスの在庫や余剰が完全になくなるまでには、 まだもう少し時間がかかると予想されています。

ただし、UQのように3ヶ月で契約者数が100万も増えるような事態になるともう対応は難しいようです。

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