700MHz帯での携帯電話は1年遅れ

今月利用開始予定だった700MHz帯利用開始が遅れています。

ドコモとKDDIが総務省に提出した計画では、今月700MHzサービス開始となっていましたが、サービス開始されていません(2012年6月の700MHz帯の電波免許交付)。

総務省の発表によれば、700MHzの利用開始は1年程度遅れ2016年以降になる見込みです。

現在700MHzを利用しているラジオマイク利用者との協議遅延、FPUの商用機開発遅延が、700MHzでの携帯電話サービス開始遅延の原因とのこと。

端末は対応済み

現在700MHz帯に対応している機種は、

  • iPhone 6、iPhone 6 Plus
  • ARROWS NX F-02G
  • GALAXY Note Edge SC-01G
  • Nexus 6
  • Ascend Mate 7

など多数あります。

各社の計画

2012年時点で総務省に提出した各社の計画は以下のとおりです。

これが1年遅れる見込みです。

700MHzでの
サービス開始
700MHz基地局
運用開始
ドコモ 2015年1月 2014年10月
KDDI 2015年1月 2014年11月
ソフトバンク
(当時イー・アクセス)
2015年12月 2015年4月

1年遅れだと、今年の秋頃から、700MHzの電波を出す基地局が立ち始めることになります。

周波数数移行

ラジオマイクとFPUの移行先周波数は以下のとおりです。

APT700-migration.png

FPU

FPU.png

FPU (Field Pickup Unit) は、テレビ局などが現場からの中継に使う無線伝送設備です。773MHzから803MHzを使うFPUは、470~710MHz(テレビホワイトスペース)、710~714MHz、1240~1260MHz(FPU専用帯域)のいずれか移行します。

マラソン中継など移動しながらの番組中継がしやすいのは、見通し外での伝送が可能な低い周波数です。

ラジオマイク

Wireless-mic.png

ワイヤレスマイクシステムのうち、劇場やスタジオ等で使用されるA型ワイヤレスマイクが、特定ワイヤレスマイクとして移行対象になっています。

A型は、免許が必要なものの、干渉の心配がないので、1瞬の乱れも許容できないコンサートホールや劇場で使用されています。

ワイヤレスマイクを国内で使用する場合は技適や工事設計認証が必要なので、海外製品をそのまま持ち込めません。

しかし、移行先の新しい周波数帯域(テレビホワイトスペース帯470~710MHz、710~714MHz、1.2GHz帯)に対応したSONYのワイヤレスマイクなどが発売されています。

FPUのような商用機開発遅延はないようです。

最近のブログ記事

LPWAで100㎞以上の遠距離通信
h2{ font-size:120%…
PHS新規受付終了
PHSの新規受付および料金プラン変更受付…
AT&Tが自称5Gを開始
AT&Tがアメリカで商用5Gサ…
カスタム検索