モバイル網の整備と成熟

各社のモバイル網の整備が進み、接続率での差別化が難しくなりそうです。

mobile-connectivity.png

各社の接続率は、98%~99%まで改善しています。

右は、昨日のソフトバンクの決算発表資料にあったグラフです。

接続率が95%~96%であった2年前から確実に改善しており、2~3年後には100%に届きそうな勢いです。

各社の接続率が99%を超え、小数点以下の差しかなくなると、接続率での差別化は困難になりそうです。

通信速度での差別化は

softbank's-speed-appeal.png

速度をアピールするソフトバンクのサイトにある速度比較(右の棒グラフ)でみると、下り16Mbps~20Mbps、上り4.6~9Mbpsです。

各社とも速度を向上させ差別化する余地は十分あります。

超高速化を競い・成熟へ

各社の3.5GHz帯利用計画によれば、3年後には1Gbps超のモバイルサービスが始まります。

各社は、1Gbps超のサービスをどこまで整備・展開できるかでサービスの差別化を図り、競い合うようになります。

1Gbps超のサービス網を整備し終わると、超高速インターネットアクセス30Mbps~100Mbps(総務省「e-Japan戦略」平成13年1月IT戦略本部の定義)を各社が提供することになります。

3年後に、各社の接続率が99%を超え、速度が超高速になれば、接続率や通信速度が重要な差別化要素ではなくなるかもしれません。

モバイルはブロードバンドサービス

iPhone6_Speed_test.png

総務省が、ブロードバンドサービスに分類しているのは、

  • FTTHアクセスサービス
  • DSLアクセスサービス
  • CATVアクセスサービス
  • FWAアクセスサービス
  • BWAアクセスサービス(WiMAX等)
  • 3.9世代携帯電話アクセスサービス(LTE)

であり、WiMAXやLTEはすでにブロードバンドに分類されています。

アメリカ(FCC)の定義では、Broadbandは、下り25Mbps以上、上り3Mbps以上の回線です。

TD-LTE/WiMAX2+やキャリアアグリゲーションが利用できるiPhone6では、下り20Mbps以上の実効速度が出ているとする報道(右のグラフは昨年10月のIT Mediaの報道)などもあり、FCCの定義でもブロードバンドになります。

高速インターネットアクセスは、音楽データ等をスムーズにダウンロードできる速度」としている総務省の定義は十分満たしてます。

すでに、現状以上の速度に追加料金を支払う意義を見いだせず、速度でキャリア選択をしないユーザも多いのではないでしょうか。

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