モバイルペイメント

2014年に発表されたApple Payで注目度が上がったモバイルペイメントに、SumsungGoogle(Andorid)も参入を表明していましたが、まもなく3社のサービスが揃いそうです。

Android-pay-comming-soon.png

Android Payのページに、「Comming Soon」と表示されるようになりました。

日本では、おサイフケータイなどのモバイルペイメントが以前から展開されており、スマホで買い物が出来たり、電車に乗れたりしますが、これらのサービスのグローバル展開は進んでいません。

モバイルペイメントのガラパゴス化も心配になってきます。

Apple Pay

Apple が2014年10月より米国でサービスを開始しWalletサービス。その後イギリスでも開始。(日本でのサービス開始がいつになるかは全く分かりません)

Samsung Pay

Samsung-pay.pngSamsungが8月20日に韓国でサービスを開始したモバイル決済システム。9月28日には米国にも展開し、その後も中国、スペイン、イギリスなどでも順次開始する予定。

Android Pay

Andoroid Pay.pngGoogleが2015年5月に発表したMasterCard、Visa、American Express、Discover対応するサービスです。

Android Payのページに、「Comming Soon」と表示されているだけでなく、9月には始まるかもしれないとのもあります。
Android 4.4以降で利用可能になるようです。
(日本での展開は不明)


トークナイゼイションでカード電子化

AppleやSamsung、Googleが行なうのはトークナイゼイションによる各種カードの電子化です。

提携する銀行や金融機関の発行したプラスチックタイプのカードを、トークナイゼーションにより決済情報のトークン化して電子的にiPhoneへと登録・収納(元のカードと紐付いた全く別のカード番号を生成して、デバイス内のセキュアな領域に保存)して、Touch IDによる本人認証を付加します。

これにより対面カード決済を、NFCによる非接触で支払い(保存した番号に、さらに一度限り使い捨てのセキュリティコードを付加して取引を完了)して、セキュリティを高める仕組みです。

支払時のフローは以下のイメージです。

Apple Pay.png

Appleはクレジットカード/デビットカードの発行は行ないません。

Appleは決済総額の0.15%を、決済手数料としてクレジットカード会社や銀行からもらいます。

クレジットカード会社や銀行は、決済額の中から手数料を徴収します。

トークンサービスプロバイダーとしてサービスを提供している会社は、現時点では、American Exprrss、Mastercard、VISAの3社です。

トークンサービスプロバイダ


トークナイゼイションは、スマホ以外でも利用可能です。

オンライン決済をするWEBサイトでもトークナイゼイションの導入が始まっています。

日本では、ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)が、ゴルフ用品の販売、ゴルフ場の予約などを行う際の決済処理にトークナイゼイションを2011年から導入しています。

トークナイゼイション/EMV

トークナイゼイションの仕様は、EMV仕様(Payment Tokenization Specification)としてEMVCoが取りまとめています。

カードを登録する際には元のカードと紐付いた全く別のカード番号(PAN:primary account number  )を生成して、デバイス内のセキュアな領域に保存します。この番号PANはAppleやSamsungなどのデバイスメーカーでも知ることはできません。

16桁のクレジットカード番号のうち、上4桁と下4桁を除く中央の8桁を全く異なる数列(8桁トークンと呼ばれる数列)に置き換えます

トークンは、暗号化のように元の数列とは数学的関連性がある数列ではないので、数学的な解析処理がなされて復号化されてしまうようなリスクがありません。

 トークン化されたデータ(PAN)は、元データと1対1で結びついているので、、トークンサービスプロバイダは、PANから元データ(カード番号)の再取得が可能です。

決済システムのグローバルスタンダード対応にも遅れ

店舗でのクレジットカード決済端末(POS)やATMなどの、グローバルなデファクト仕様EMVへの対応も遅れています。

背景には、NTTデータの日本独自仕様CAT端末など旧CAFIS仕様が支配的な日本の独自事情があります。

海外のPOSやATMのEMV対応は、カナダ、欧州でほぼ完了、アジア・オセアニアも主要国ではほぼ完了しているそうです。

日本では、2015年1月時点でEMVに対応しているPOSは17%、ATMは0%だとVISAさんが言っています

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